スクールライフ

初橋ブログ

2021中学修学旅行

1日目(11月2日)

中学3年生たちが待ちに待った修学旅行が始まりました。当初予定していた日程とはひと月遅れになりましたが、待った分だけ期待も膨らんでの出発です。今年も昨年に引き続き鳥取県・島根県・岡山県を巡る旅です。
8時40分オールパーパスホールで出発式を行いました。校長先生からは「神話の時代から続く歴史と文化をしっかりと味わいましょう」とお話がありました。いよいよ出発です。

 

 

初日は和歌山県を出発し奈良・大阪・兵庫と通過して鳥取県へと向かいます。かなりの長距離移動ですので、鳥取砂丘に到着したときにはさすがにちょっとお疲れの様子。きっと昨晩は興奮してあまり眠れなかった人もいるのでしょう。

 

昼食は鳥取砂丘に隣接する砂丘会館でいただきました。新鮮な海の幸にらっきょう、とうふちくわの天ぷらなど、鳥取の名物がたっぷりの贅沢なお昼ご飯でした。

 

 

殻付きのエビに苦戦することもありましたが、おいしいご飯に生徒たちの元気も満タンです。昼食後は体操服に着替え、まずは「砂の美術館」に向かいました。

 

 

「砂の美術館」は2006年に開館した世界初の砂の彫刻作品を展示した美術館です。今は「砂で世界旅行―チェコ&スロバキア編」と題された展示がされており、チェコとスロバキアの歴史や景観、自然や動物、伝承をテーマにした作品が展示されていました。

 

 

砂と水だけで作られているとは信じられないほどに圧倒的で繊細な作品に、たくさんの生徒がカメラを向けていました。

 

 

展示室の外には鳥取砂丘を一望できる展望台がありました。

 

 

また、「幸福の鐘」と名付けられた鐘があり、多くの生徒がそれぞれの幸せを願いながら鐘を鳴らしていました。

 

 

次はいよいよ、本日のメインイベント「サンドボード」です。インストラクターの方に連れられて行った先は、なんと断崖絶壁!?「こんなん無理やわ・・・」とさすがに弱音を吐く生徒たち。ボードの乗り方をみっちりと教わったのに、「怖かったらそりもあるよ」の言葉にほとんどの生徒がそりに飛びついていました。
しかし、実はそりの方がボードよりかなりスピードが速いのです。

 

 

そうこうしているうちに、ボードに挑戦する生徒もちらほらと現れ、あっという間にみんな夢中で滑っていました。坂の下はすぐに日本海。海に突っ込みそうになる恐怖心に打ち克って姿勢を崩さなければ、こけることなく最後まで滑り降りることができます。一人滑ることができるようになると、後に続けとたくさんの人が挑戦していました。こういう前向きなところが中学3年生のよいところです。

 

 

 

 

砂の上を滑って転んで上ってを繰り返すと、かなり疲れます。

 

 

なかには山崩しをしているグループも。

 

 

後半になると女子もボードに挑戦しはじめました。初めてなのにとても上手に滑ることができて、「めちゃくちゃ楽しい!」と喜んでいました。

 

 

優しいインストラクターの先生方のおかげで、とても楽しい時間を過ごすことができました。ありがとうございました。

 

 

ホテルに到着後、少し休憩を挟んで夕食の時間です。たくさん動いておなかがすいたのかかなり早く集合した3年生。今日のメニューは豚しゃぶです。今日は一日よいお天気に恵まれましたが、日が落ちるとさすがに肌寒さを感じます。お腹の中から暖まり今日の疲れも癒やされるようでした。

 

明日は紙漉きや牧場体験などを行います。
よいお天気でありますように!

 

 

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