現代社会で生き抜く力を育む取り組み
- 「はつりつ」の英語教育プログラム
- 現代社会で生き抜く力を育む取り組み
「はつりつ」では、社会人基礎力や汎用的能力といったジェネリック・スキルの習得に力を入れています。大学受験のその先を見据え、社会進出後にも役立つ知識や能力を育むことができます。
いろいろな視点を養う総合学習『地球市民教育』
本校では「総合的な学習の時間」を、「地球市民」という科目に設定しています。社会が抱える問題をテーマにしたこの学びを通して、「調べ、考え、答えを導く」というスキルを身につけます。1年次は自己と他者の人権や自文化、2年次は国内外の諸問題、3年次は多文化・多様性社会への理解を深めます。地球市民教育を通して、知る力や考える力、行動する力やキャリアプランニング力を習得し、その後の学習意欲やキャリアモチベーションの向上を図ります。
地球市民教育の活動例
お題「いのちを支えるいのち」2015年10月 中学1年生


1年生が生きた魚をさばき、日本の伝統的な保存食・干物作りに挑戦しました。生徒たちは、魚の加工のプロセスやさばき方を学ぶだけでなく、道徳教育や食育の観点から、命あるものによって支えられていることを感じる貴重な機会になりました。
実体験を通じて学びの理解を深める『サイエンスプログラム』
科学が活用されている現場を訪問したり、理系進学後の勉強方法を学んだり、学年ごとに体験学習を行います。校外に出て通常の授業とは異なるアプローチで、科学への興味をさらに促し、また学びのモチベーションアップも図ります。
活動例
「科学館・博物館の活用」

論理的思考と表現力を磨く『日本語リテラシー』
白藍塾の協力の下、論理的な文章作成の「型」を学びます。論文作成を通して幅広い学問的知識の習得を目指しつつ、文章表現力ならびに論理的思考力といったスキルを身につけます。
「白藍塾」とは…
「白藍塾」とは、「小論文の神様」と称される樋口裕一氏が代表を務める、文章作成に特化した添削塾。「文は自己演出なり」をモットーに、論文作成の基本構成から、文章作成で必要となる柔軟な思考力までを伝授します。
電子黒板やタブレットを使ったICT教育をはじめ、学力向上や自己啓発を促す取り組みが充実。
学びへの理解を深めつつ、人格形成に大きく影響する世界観や人生観を育むこともできます。
最新機器を活用したICT教育

全教室に電子黒板を2面ずつ設置
すべてのホームルーム教室に設置。例えば、左にデジタル教科書、右に動画や資料などを同時に映し出すことで、従来の授業と比較し、より直感的で効率的な授業展開を可能にします。授業の理解度を高めるだけでなく、主体性や課題発見力を促す効果もあります。

iPadの導入
ホームルームの時間では予定や連絡の確認、学習状況の記録、進路情報や成績状況の管理を行います。一人ひとりがiPadを使用することで、授業では教員、生徒間の双方向の通信を行い、効率的なアクティブラーニングを行うだけでなく生徒間で情報を共有、協働による能動的学びを行うことが可能となります。
学力向上や自己啓発を促す取り組み

学習進度に合わせた効果的な補習
「わかるまで、できるまで」を目指し、授業時間外の補習体制も充実。生徒の学力をしっかりと把握し、学習進度に合わせた効果的な学習を実施しています。

夏休みを有効利用した勉強合宿
夏休み期間中に、集中して勉強に取り組める合宿を実施。学力の向上はもちろんのこと、同じ目標を持って集団生活を送る中で、友情も育めます。

集中力を高める朝読書
脳を活性化させるための毎朝のルーティーン。月曜日から土曜日までの始業前に10分間の読書を行い、活字に親しむだけでなく、授業への集中力も高めます。

自己管理能力を養うアクティオ手帳
翌日の時間割や自宅での学習時間を書き込むほか、先生とのコミュニケーションツールとしても活用。「自ら学び、考え、行動する」という自己管理能力を養います。