NEWS

【中学 高校】入学式

4月9日(金)暖かく、快晴の空の日、入学式が行われました。
新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、午前と午後で中学、高校と2回に分けての入学式でした。

中学生は新たな制服を身にまとい、小学生とは違った少し緊張感のある大人の表情を。高校生は新たな学校生活を目前に期待に胸を膨らませた表情をしていました。

BB.jpgCC.jpg

校長先生からは「失敗してもいい。可能性を秘めた新入生のみなさんに、なんでもチャレンジしてほしい」といった旨の話もありました。

その後、在校生代表から歓迎の辞、新入生代表から宣誓がありました。以下はその内容です。

DD.jpg

中学 歓迎の辞
「春光うららかな季節を迎え、やわらかな陽ざしに、はっきりと春の訪れを感じます。本日、入学式を迎えられた新入生の皆さん、そして保護者の皆さま、ご入学おめでとうございます。在校生を代表し、心より歓迎致します。
近年、グローバル化や、スマートフォンの普及、ビッグデータや人工知能の活用などによる技術革新が進んでいます。そして、今年度から中学校の学習指導要領が大幅に改定されます。この移りゆく時代の中で新入生の皆さんは今日から初芝立命館中学校の生徒となり、新たな学校生活の一歩を踏み出します。
これからの皆さんには、たくさんの人たちと協働して新しい時代を創り出す力が求められます。皆さんはもう、これまで経験したこともなかった時代への一歩を踏み出しています。たとえこれからどんな困難に出会っても、それを解決してゆこうとする強い気持ちを持ち、自分にしかできないということ、また、みんなと協力すればできることをこの初芝立命館でいっぱい見つけて、その一歩をさらに一歩ずつ、確実に積み重ねていってください。
今の皆さんの中には期待と同時に不安もあるでしょう。けれども私たち上級生がいつも皆さんの近くにいます。私たちと共に、前を向いて進みましょう。
中学校生活はあっという間の三年間です。今の新鮮な気持ちを忘れることなく、一日一日を大切に、有意義な日々を過ごして欲しいと思います。
最後となりましたが、新入生の皆さんのこれからの三年間が、より充実したものになることを祈願し、歓迎の辞とさせていただきます。」

EE.jpg

高校 歓迎の辞
「日増しに温かい太陽の光が満ち溢れ、桜があたたかな風に舞う、春の訪れを感じる季節になりました。この良き日に入学式を迎えられる新入生のみなさん、ならびに、保護者の皆様、ご入学おめでとうございます。在校生一同を代表し、心よりお祝い申し上げます。
私も二年前、皆さんと同じように不安と期待に胸を膨らませ、緊張しながら入学式を迎えたことを、真新しい制服に身を包んだ皆さんを見ると思い出します。
これからのみなさんの学校生活の中で、たくさんこれまで経験したことのないようなことに出会うと思います。「自分とは価値観が違う」、そう思うような人ともたくさん関わっていくことになるでしょう。しかし、「人それぞれ考えが違う」ということをどれだけ楽しめるかがこれからのあなたの学校生活を豊かにする鍵になります。当たり前のようなことですが、意外と難しいことでもあります。ぜひ、いろいろな価値観を持つ人との交流に消極的にならず、積極的になってみてください。必ず、あなたの学校生活を豊かなものへと導いてくれると思います。
最後にはなりますが、様々な学校行事などを通じて、みなさんとたくさん関わっていけることを、上級生一同、心から楽しみにしています。
新入生のみなさんのこれからの三年間が、より充実したものになることを祈念いたしまして、歓迎の辞とさせていただきます。」

FF.jpg

中学 宣誓
「暖かな春のおとずれと共に、私達一二八名は初芝立命館中学校の入学式を迎えることができました。本日はこのような立派な入学式を開いていただき、本当にありがとうございます。
私達はほんのすこし前までは小学生でした。しかし今日からは中学生です。新しい教科が加わったり、新しい友達との出会いがあったり、環境ががらりと変わりますが、少しの不安と希望を胸に、私達新入生一二八名は、自分の道を歩んでいこうと思います。これから先、困難に直面し、落ちこむことがあるかもしれません。しかし、そんな時でも一生懸命とりくみ、前に進み、充実した学校生活をこの一二八名みんなと共に過ごしていきたいです。
そして、初芝立命館中学校が今ここにあるのは、校長先生をはじめ、先生方、上級生の皆様関わってきたすべての人のおかげだと思います。そしてその一人になることを忘れずに先生方、先輩方の教えを守り仲間と共に努力し、それぞれの道に向かって、明るく楽しい、充実した学校生活を送っていくことを、ここに誓います。」

GG.jpg

高校 宣誓
「穏やかな春の訪れと共に私たち新入生は初芝立命館高等学校への入学を迎えることが出来ました。
本日は私たち新入生のためにこのような入学式を行っていただき、心から感謝申し上げます。
私たちはこれから始まる高校生活への期待と喜びで大きく胸を膨らませております。
部活動では、自らの目標を達成できるように、体育祭や陵風祭では、一生に残る最高の思い出になるように、そしてなにより、これから同じ校舎で三年間過ごす新しい仲間と楽しめるようにしたいです。
現在、東京オリンピックの海外観客の受け入れ断念や、変異ウィルスの感染拡大など、私たちの予測困難なことが起きています。
また近年では、パソコンを用いた授業の実施や、グローバル化により社会から求められている能力などが変化してきています。さらに、成人年齢が十八歳に引き下げられたことによって、私たちは高校在学中に成人となります。しかし、日々の変化に不安を感じることも多々あります。
これからの私たちに求められるのは、自ら考えて行動する力、そして周りの人と協調性を持って課題に取り組んでいく力が必要になってくると思います。
これから始まる高校生活三年間を、先生方や先輩方のご指導の下、仲間たちと協力し合い、信頼し合い、笑い合いながら成長していきます。
そして、勉強に励むことができる環境をあたえられたことに感謝し、自分自身の将来に向って歩んでいきます。
一回一回の授業を大事にし、学校行事や部活動にも積極的に参加し、初芝立命館高等学校の生徒である誇りを胸に、これからの新しい生活を力一杯努力することを誓います。」

新入生のみなさんが3年後に、この学校に通っていたからこそ見つけ出せた将来の目標・姿に到達できるように学校全体で応援し、新入生の皆さんと共に頑張ってまいります。

一覧に戻る