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9月10日(木)中学3年生 日本語文章講座(小論文講座)公開授業

少しUPが遅くなりましたが、先日10日(木)、総合学習の時間に、中学33組(セレクトアカデメイアコース)にて日本語文章講座(小論文講座)公開授業が行われました。

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本校では1年次からこの講座に取り組んでおり、()はくらん様が展開する「白藍塾」のご協力の下、同塾が発行する小論文教材を用いて行っています。様々なテーマの小論文を書くことで、小論文を書くスキルの向上はもちろん、「論理的思考の獲得」「社会的視野の拡大」を図り、そしてそれらを「変わる大学入試」「立命館大学進学」への対応力としていくことを狙いとしています。

10日(木)は ()はくらん様から、主宰の樋口 裕一氏(小論文指導の第一人者です)、代表の和田 圭史氏をお招きし、また多くの本校教員が参加する中、実際の小論文指導の授業をさらに磨いていくべく、公開授業がスタートしました。

(下の写真の最後列の先生方の右から3番目が樋口氏、左から3番目が和田氏です。)

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今回の3年生の小論文のテーマは「グローバル化による文化の均質化は是か非か」です。先にテーマにまつわる課題文を読み、そこから考えられる「文化の均質化」の長所・短所を考えていきます。今回は、この思考の過程でみなさんにもおなじみの「Classi」の連携サービス「Classi note」を使い、考えをまとめることとしました。「Classi note」は、各生徒の考えがリアルタイムで教員・生徒間に共有されるので、互いの考えを見て、自身の考えをより深長させることができます。下の写真は、ある生徒の考えをプロジェクターに映し、担当教員が紹介、共有しているところです。

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その後は、「是非」どちらかの立場に立ち、小論文を書いていきます。下書き・推敲を経て、清書→()はくらん様へ提出→添削指導→返却/フィードバック、という流れになります。

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このように、本校の総合学習・道徳では、以前にご紹介した「道徳の教科書」「エナジード」「人権教育」「学級(特別)活動」などの様々な取り組みを通して、多角的視野・論理的思考の獲得など、通常の教科教育だけでは学べないことを学べるような授業を展開しております。教員一同、引き続き創意工夫を施して授業を行って参ります。

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