中学3年生 セレクトアカデメイアコース地球市民教育
【平成30年6月4日(月)~5日(火)】
本校では「総合的な学習の時間」のうち、「地球市民教育」の時間を設定。国内外の諸問題をテーマに、自ら調べ、考え、話し合い、解決の糸口を導きだし、「生徒たちの答え(行動)」を発信しています。
また、大学など研究機関や企業、NPO法人など各種団体の教育支援を受け、実社会に対する関心や理解を深めるだけでなく、キャリアデザイン力の養成を行っています。
今回は、中学3年生セレクトアカデメイアコースにおいて、近畿大学農学部附属湯浅農場、近畿大学水産研究所、京都大学白浜水族館、南紀熊野ジオパーク推進協議会の支援のもと、1泊2日の地球市民教育宿泊研修を行いました。
6月5日 2日目
2日目は、白良浜での散策からスタートです。初芝立命館中学校の貸切状態でした。
2日目最初のプログラムは、京都大学附属水族館でのバックヤードツアーとワークショップです。
グループに分かれ、学芸員の方から、各魚の説明をして頂きました。
水族館の施設に関するバックヤードツアーもして頂きました。
最後に担当して頂いた学芸員の方の専門分野のプチ講義もして頂きました。一つのグループは、カイカムリについてでした。
研究成果の説明だけでなく、学ぶことの大切さにも踏み込んでお話し頂いた京都大学附属水族館の方々、本当にありがとうございました。
2日目後半は、三段壁と千畳敷を切り口にしたジオ(地球・大地)・ツアーです。三段壁も千畳敷も12億年前の隆起地層から現在に至っています。
プレートの動きや、波の化石など太古の地球の様子をわかりやすく、丁寧に教えて頂きました。
千畳敷に残る波状のものは、生痕化石であることに驚きました。
地質だけでなく、海浜植物の特徴、又、学ぶことの大切までお話してくだったジオ・パークガイドの方に感謝です。
研修最後の昼食は、白浜とれとれ亭でのビュッフェです。よく見聞し、よく学び、よく食べた研修でした
そして、研修最後は、帰校後の解散式です。礼に始まり、礼に終わる。けじめ、めりはり。これが初立中の学びの伝統です。
1日目はこちらから