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校長ブログ

2018年11月07日(水) 高1秋のテーマ

 先般、 ベネッセコーポレーションの馬越大志先生をお招きして「高校1年生2学期に考えたいこと」というテーマでご講演いただきました。2学期は中だるみになりがちな季節、計画性のある日常生活が大切です。

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 高1秋は、成績変動の大きい時期。偏差値が下がった生徒は、大半の場合、学習習慣が定着していないのが原因です。本校でも成績懇談を通じて継続的に学力変化を追いつつ、〝明日につながる″指導を実践しています。ベネッセのデータによれば、高1の7月から11月に平均偏差値が0.5ポイント伸びた学校のその後の伸びは42%です。

 学力向上と振り返りには相関が見られ、成績が上がる生徒は、何事においても振り返りがしっかりしています。その特徴として、学習内容に関連した事柄は自分で調べる、家庭学習でわからない、難しいことに直面してもあきらめずにやり抜く、間違えた問題はなぜ間違えたかを自問自答している、学校行事からも学びを得ている、振り返りとして自分の中で考えていたことをメタ認知(meta cognition:思考や学習等の認知的な働きを一段上から理解したり、コントロールしたりすること)できている等々が挙げられます。高校生活の中で、どんなことに力を入れてきたのか、どんな成長ができたか、それを今後にどう活かしていくのかなどをポートフォリオを使いながら見出していく工夫も必要です。

 振り返りに対する評価基準として、レベル1は学習の事実・感想、レベル2は1と内省、レベル3[気づき]は2を踏まえての具体的な行動計画と目標、レベル4[教訓]は2を踏まえての一般化・理論化・教訓化、レベル5[転用]は4の実践としています。

 伸びる生徒の特長は、「見える学力」として学習量に伴う知識・技能に基づく思考力・判断力・表現力が育成され、「見えない学力」として学習観・信念が学び方の行動パターンや習得・課題克服・仮説検証が形成されています。

 自ら学び続ける力・姿勢として、課題に取り組む、板書やプリントの穴埋めができる、学習時間を確保するという意味での「習得」、習ったことは理解しようとする姿勢がある、分からないところは質問する、一般的な解法を身につけているという意味での「課題克服」、知りたいという姿勢がある、予習の疑問点を授業で解決しようとする、学習計画を立て、必要に応じて見直すことができる、問題に仮説を持ちながら取り組むことができるという意味での「仮説検証」が不可欠とのこと。高3春のスタディーサポートにおいても大学の難易度別に習得・課題克服・仮説検証・学習の捉え方それぞれで差があるようです。

 今後、大学入試に多面的・総合的評価が導入されます。これまで学力試験一辺倒であった一般入試でも調査書や本人作成書類を積極的に活用、推薦・AO入試でも知識・技能、思考力・判断力・表現力が問われ、学力だけでなく高校3年間の成績や活動が重視される方向性が発表されています。

[参考]
 文科省の調査では、平日に学校以外で勉強しない高校生の割合は25.4%にのぼるそうです。学校の勉強は、将来、役に立つと思っている割合が76.3%であるのに対し、悩み・不安の1位は進路、2位は成績でした。

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