校長ブログ

4月13日(金)

 中2、3年生の「国際理解」の授業でオンライン英会話が始まりました。大学入試改革における英語4技能対策(speakingは「やりとり=Interaction」「発表= Production」に分けられているので5技能という方もいます)、ICT化も含め、時代の変革に対応した好個の取り組みと言えます。ネイティブ教員の授業とオンライン英会話の授業を両方行うことで、前者はグループ・ディスカッションを主とする「主体的で対話的で深い学び」(いわゆるアクティブ・ラーニング)、後者は1:1のメリットを最大限に活かした個別指導が可能になるという効果が期待できます。同時に、「英語で英語の授業」のねらいである、コミュニケーション・ツールとして、生徒がなるべく多く英語を使う環境を整えるという次期学習指導要領とも一致します。楽しみなのは、この取り組みが若手教員の現状を見据えた提案から生まれたものであり、「チーム初富」の萌芽を感じさせてくれることです。今後、エビデンスを明確にした調査、分析、改善をお願いしました。


 実際、オンライン英会話は、情報教室のパソコンを使って行います。担当教員によれば、1レッスン30分程度であり、パソコンの立ち上げや振り返り時間を入れると50分の授業にはピッタリとのこと。中2、3年生はそれぞれ4クラスあり、2クラスを同時展開し、1クラスはネイティブ教員、もう1クラスはオンライン英会話、翌週は逆といった具合です。(1学期はネイティブ教員、2学期はオンライン英会話といったパターンもあるようです)


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 グローバル化やITの飛躍的進歩、新しい分野の多彩な広がりなど、この10年で世界は急速な変貌を遂げました。欧米やアジアの大学はこうした変化に対応すべく、魅力ある研究の場を整え、世界中の若者を引き付けています。現在、日本の大学でも入学者の大半を占める18歳人口の急減とも相まって、国際通用性の高い大学教育へ変容することが迫られています。大学改革は急務で論点は多岐にわたります。国際化はその1つに過ぎません。企業論的に言えば、ダイバーシティーをイノベーションのために進める探求型の働き方を主とする欧米のグローバル企業の発想を学ぶというところでしょうか。いずれにせよ、大切なのは、中高教育においてはスキルの向上だけでなく、人間性を磨き、様ざまなステークホルダー(利害関係者)を尊重、公共性や社会性、倫理を重視するともに、社会の一員としてのリーダーシップを育む教育実践をすることなのです。

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