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校長ブログ

2018年12月04日(火) トレンド情報:2025年大阪万博

 2025年国際博覧会(万博)の開催地が大阪に決まりました。2020年の東京五輪・パラリンピックに続くビッグイベントになります。高度経済成長期に開催された東京五輪(1964)、大阪万博(1970)を彷彿させるものです。今回の朗報は、大阪府・市、関西経済界、政府をも巻き込んだ"オールジャパン"体制での誘致活動とアフリカや欧州各国からの一定支持を得たことが大きいと見られています。経済効果は約2兆円とも言われ、開催地だけでなく、観光客の増加に伴い、地域経済の活性化にもつながり、景気浮上が期待されています。

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 関西を訪れる外国人が1,200万人を超え、全国の4割を占める現在、インバウンド消費額は1兆円を超えています。万博の予想入場者数約2,800万人のうち、海外からは約350万人が見込まれています。これは関西を訪れる外国人を年間3割押し上げ、日本全体に恩恵をもたらす公算が大きいとのこと。

 会場となる夢洲は1980年代、新都心として開発が計画されたものの、バブル崩壊で暗礁に乗り上げ、2008年夏季五輪誘致にも失敗、現在、広大な空き地だけが残った状態です。

 大阪府・市は、2024年、カジノを含む統合型リゾート(IR)を開業させる予定であり、万博と併せて相乗効果を見込んでいます。情報技術の発達で、展示を見るために人が集う万博の価値が薄れたとの声もあり、2000年、入場者数が予想の半分しか届かなったドイツ・ハノーバー万博の例も鑑みて、会場でしかできない体験が可能になるような検討が進められているようです。

 1970年大阪万博のテーマは「人類の進歩と調和」で、入場者数6,421万人、エアドーム、ワイヤレステレホン、動く歩道、温水洗浄便座等が展示されました。2025年大阪万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」、参加国は150ヵ国、IoTで健康管理、自動運転、様々な環境技術の展示が構想されています。会場の特徴として、AIやVR(仮想現実)などの最先端技術の実験場にし、パビリオンを分散配置、「非中心」をテーマに世界の調和を表現するとのこと。会場内には広場「空(くう)」を5カ所設け、イベントを開催、水辺にホテルなどを建てる「ウォーターワールド」、憩いの場となる緑地帯「グリーンワールド」も整備するそうです。

 150年以上の歴史をもつ万博は、人類共通の課題の解決策を探り、成果を提示するイベントです。2025年万博は、国連が採択し、国際社会が共同で取り組む地球規模の課題「持続可能な開発目標(SDGs)」に貢献するイベントとして位置づけられ、すでに「関西SDGsプラットフォーム」等が設立されています。

 今回のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」を視野に入れた医療や福祉、ヘルスケアに関する研究開発が進み、長寿や健康に貢献できれば、最新テクノロジーだけでなく、哲学、倫理、文化、芸術等の分野ともつながり、人類の知を結集した取り組みが可能になることは言うまでもありません。
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