校長ブログ

2018年04月26日(木) 探究学習(中3探究朝活)

 私は、「学校力」とは何ですかと問われたら、「チーム力」と応えることにしています。いわゆる人気校に見られる共通の傾向が「チーム力」であり、その精度の高さが大学進学実績であれ、クラブ戦績であれ、教育成果という"大輪の花"を咲かせているように思います。生徒一人ひとりの夢の実現に貢献できるかどうかは、学校がめざす目標達成に向けて全教職員がベクトルを合わせ、どれだけスモール・ステップを積み重ねるかにかかっています。スモール・ステップとは、学習指導、生徒指導、クラブ指導など、その範囲は多岐にわたりますが、生徒の成長に関わるものすべてにおいて、生徒とどれだけ対峙したか、否、どれだけ"魂"を込めて指導したかということです。

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 今年から高1で21世紀型教育とも言える「探求総合」(週1回)がスタートしましたが、中3でも週2回(月曜日と水曜日)、朝の15分を使って様々な情報に触れ、考える、通称"朝活"が実践されています。今回のテーマは、「第1回探求:なぜ学ぶのか考える」です。生徒は、正解が1つでない問いに対する解決案とも言える"納得解"を探求することになりますが、M先生が示された解答例は、「学ぶことによって"自由"と"豊かさ"を手に入れることができる」でした。先生によれば、最も"自由"になれるのは考え方で、学ぶことによって知識が増え、視野がどんどん広がる。そして、学べば学ぶほど私たちはどんどん自由になっていくとのこと。例えば、英語を話せるというのは、様々な国の人と自由にコミュニケーションができるということで、それは自由な発想を手に入れることができるということだと説明されています。
 また、"豊かさ"は、知識が増えることで、理解できることが増え、興味の幅が広がるということ、例えば、古文が少しわかれば、まったく理解できなかった歌舞伎や文楽が楽しめるようになり、時代を超えた人情に触れることができる。英語の歌詞がわかれば楽しめる曲が増える。地理や歴史を学んで旅行すれば納得できることが増える。時には、歴史上の人物の言葉に勇気づけられる等々、身近なわかりやすい例をたくさん挙げてくれました。当然、数学や理科が「自由」や「豊かさ」とどのようにつながるか考えてほしいという宿題はありましたが...
 日々の勉強には、覚える苦労や反復練習はつきものですが、その先には、知ること、学ぶことを通じて新たな発見があり、謎が解けた時の感動や知識と知識が自分の中でつながった感動があるというメッセージも残されています。
 "超進学校化"を宣言した新生・初富では教育改革がゆっくりと進行しています。

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