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校長ブログ

2018年05月08日(火) 教員の資質向上

 公立-私立を問わず、教員が生徒や保護者にとって信頼を寄せられる存在であるためには、"学び続ける"姿勢を持ち続けることが大切です。教師の仕事と言えば、授業、担任、クラブ、分掌...と多岐にわたり、校外における研修・研究の機会が限られているため、日々の教育実践を通して"学び"を進め、力量開発をデザインしていくOJT(on the job training)が"伝統"となっています。欧米のteacherはあくまでも"教科を教える人"であり、スペシャリストのようなニュアンスが強いのですが、日本の場合は、ありとあらゆることに対応できるジェネラリスト的要素が強いと見る方が現実的かもしれません。

 少し専門的に言えば、日本では、教科指導や生徒指導に加えて、生徒の心に寄り添うカウンセリング・マインド、チーム学校の一員として同僚と協働するマネジメント・マインド、保護者との対話をより生産的に導くコンフリクト・マネジメント、生徒の危機管理に関するリスク・マネジメント、さらにはキャリア教育、人権教育、特別支援教育、情報教育、環境教育といったアプローチができる力量、つまり、生徒にとって必要なことは何でもやらなければならないのです。

 しかし、現在、AIの進展、グローバル化における協働に向けて、主体性や判断力、表現力を伸ばすことが目的化されており、学ぶ内容ではなく、"何ができるようになるか"、"どのように学ぶか"が焦点化され、"主体的・対話的で深い学び"を基盤にした探究学習が求められています。次期学習指導要領(小学校:2020年~、中学校:2021年~より全面実施、高校:2022年~より年次進行実施)では、小5~6で英語が教科化され、高校では日本史と世界史の近現代史を横断的に学ぶ「歴史総合」、主権者意識を育む「公共」、数学・理科の合教科「理数探究」などが導入されます。同時に、大学入試改革に伴う制度設計、出題傾向の変化のスピードも速く、校内だけでは対応できない状態になってきています。

 本校では、授業力アップと教員の資質向上、ひいては学校の教育力向上に向けて今年から研究開発部を新設したことは先般、お伝えした通りです。現在、本校教員には可能な限り、校外の研修や講習会等、参加するよう促しています。職場を離れて研修することをOff-JT(off-the-job training)と言いますが、研究開発部がその先導役を果たし始めてくれています。現段階では、外部で得た情報は確実に校内のスタッフと共有し、効果が期待できるものは即実行とお願いしていますが、OJTとうまく組み合わせ、相乗効果が望めるようなシステムにしていきます。

 以下に、「研究開発部通信 vol 2」を掲載しますが、資料の引用を快諾いただいた代々木ゼミナールにはこの場を借りて御礼申し上げます。

(写真クリックで拡大し、写真上でもう一度クリックするとさらに拡大されます。)

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