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校長ブログ

2018年05月09日(水) 全校集会(高校)

 本日は今学期になって初めての全校集会(高校)です。校長の話も高1から高3までを対象にした共通テーマにすると論点がぼやけがちです。そこで、今回は全体への大テーマ、学年別への小テーマというように、ワンポイント・アドヴァイスにさせていただくことにしました。

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 高校全体に対する大テーマは、"大学を卒業した頃の社会が、グローバル化、AI化、IT化、少子高齢化の中でどうなっているのかをしっかり見極めた上で各自の夢を追い求めてほしい"ということです。

 高1は、センター試験に代わり「共通テスト」が導入される初年度です。英語に至っては民間テストが加味されます。(東大は別のようですが...)「共通テスト」のエッセンスとして、知識の理解の質を問う問題に対して思考力、判断力、表現力を駆使して解くことが求められています。具体的に言うと、授業における学習活動に加えて、実生活の中から課題を発見し、客観性をもたせるために、資料やデータを基に思考する出題が想定されています。これは、大学教育では、予測困難な時代において生涯学び続け、主体的に考える力を育成してほしいという国の方向性に基づいています。平常授業に加えて、「探究総合」等でその基盤を養ってください。

 高2は、通常、どの高校でも文系と理系に分かれますが、文系だから数学はいらないとか、理系だから歴史は関係ないとか言わずに、すべての教科を大切にしてほしいと思います。今、大学では、人間という存在そのものや社会の現実にアプローチする際、文系・理系という枠に捉われず、文理融合による学際的領域(interdisciplinary)に視野が拡がっています。高校生には"教科横断的"と言った方がよいかもしれません。東大の自由英作文や京大の特色入試の英文素材と設問がまさにそれにあたります。

 高3は、これから東大の推薦入試や京大の特色入試といった、国公立の推薦入試の要項等をチェックし、オープン・キャンパスに行って実際に大学を見て、説明を聞いて受験先を選んでいくと思いますが、大学のネーム・ヴァリューだけにとらわれてはいけません。これまでの日本社会では、一流と言われる大学を卒業すれば一生安泰と言われていました。しかし、現代社会では、ヒト、モノ、時間、地域の壁がなくなり、日本の約1億2,600万人だけでなく、世界の約70億人を対象にした仕事が当たり前になっています。これからは、「何ができるか」「何をしてきたのか」という職歴が問われる時代です。その意味で、自分が本当に世界的な"知の"大競争時代に通用する人材を育ててくれると思う大学なら国内に限らず、海外にも目を向けてほしいと思います。

 最後に先生方へお願いします。"授業を楽しんでおられますか?"先生方、お一人お一人が日々の授業に充実感を感じていなければ生徒にとって有益な授業であるわけがありません。私は先生方が生徒のために日々、努力されていることを知っています。どうぞ、学校で"宝"である生徒のために、学校の"財産"である先生方には、生徒や保護者にとって信頼を寄せられる存在であり続けてほしいと思います。

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