校長ブログ

2018年05月19日(土) 挨拶、本時の目標

 本校の教室には、「挨拶の励行」が掲げられています。挨拶の語源は、「一挨一拶(いちあいいちさつ)」という禅宗の問答に由来したもので、「心を開いて相手に近づく」という意味だそうです。挨拶がコミュニケーションの基本であることは言うまでもありませんが、そのファースト・ステップが〝自分から率先して挨拶を!"です。私もできる限り、朝、校内のバスロータリーに立ち、バスから降りてくる生徒に挨拶させていただくようにしています。「おはようございます!」と大きな声で元気よく返答してくれる生徒一人ひとりの表情を見れば、学校満足度がある程度わかります。本校では全クラスとも、朝、10分テストの前に全員起立、元気のよい挨拶をしてから1日が始まります。先生方には、生徒一人ひとりの表情を見ながら、場合によっては声を掛け、場合によってはその日の授業の組み立てを調整しながら、魂の入った指導を通して、"明るく、楽しい進学校"にしていこうと言っています。

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 私は4月当初、先生方に「教師にとって授業がすべて」「担任は生徒一人ひとりの夢の実現に向けてのメンタルサポート」を前提とした上で、進路指導の方向性として、「第一志望決定率[進路満足度]100%へのアプローチ」をお願いしました。そして、「現状の学力で合格できる大学に受験させるのではなく、より高い志望をもてるキャリア教育を実践、生徒個々に"学力の伸び"を実感させ、本当に入学したいと思う第一志望の大学に挑戦、合格させること」だと説明しました。また、大学は社会に出る前の通過点と考え、「優れた教授陣による最先端の講義、充実した研究環境、全国から集まる仲間たちと切磋琢磨し、人間的に成長するのと同時に、幅広い教養や高度な専門性を身につけ、社会に通用するスキルを磨く場」と補足しました。

 今、教科の学習に加えて、その学びを様々な課題に活かせるよう、探究型学習などのクロス・カリキュラムで学びの体験を積むことが重要視されています。授業で学んだことが何に繋がっているか、意識するのとしないのでは定着度や応用力が大きく変わってくるのは自明です。その意味で、本校では5教科の授業の始まりに「本時の目標」を黒板に書いていただき、生徒個々が毎時間の学習内容を振り返り、学んだことが今後の社会生活にどのように活きていくのか考える一助とさせていただいております。教科を学ぶ意義、その教科的見方や考え方が社会生活のこのような場面で活きていると実感できるような授業デザインを進めて参りたいと思います。

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