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校長ブログ

2018年06月16日(土) 大学入試:英作文対策

 センター試験のようなマーク式はよいが、日本文を英文に直す問題では答案にぎこちなさが残る、自由英作ではどのように書いたらよいか戸惑ってしまうという高校生の声をよく耳にします。

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 大学入試の英作文と言えば、マーク式が主流のセンター試験や私立大では整序問題が多く、記述式が主流の国公立大の前(中)後期では下線部や日本文全体を英訳する課題英作文、もしくはテーマを与えて、それについて自由に論述する自由英作文という形式になっています。

 課題英作文の場合、語彙・語法・文法・構文などの知識は勿論のこと、得点力を向上させるには、問題に書かれている日本語をそのまま英語にするのではなく,"和文和訳"、つまり、日本語をどれだけ正確に把握し、自分の知っている語や構文に置き換え、どれだけ簡単でわかりやすい英語で表現できるかにかかっていると言えます。

 例えば、「僕には言いたいことが山ほどある」なら「私は言うべきたくさんのことを持っている」という発想の転換ができれば中学生レベルの英文(→ I have a lot of things to say.)で簡単に表現できるはずです。最近ではかなり改善されてきたようですが、従来の指導では、英語から日本語へという流れに力点が置かれていたため、和訳はできても日本語から英語になった途端、苦手意識が働き、模範解答を見て「こんな簡単な答でよいのですか」という陳腐な感想が出てくる現象が散見されました。

 自由英作文でも同じで、答案のまとめ方は、テーマに関する自分の主張を述べ、One Paragraph One Ideaを念頭に、具体例をあげてパラグラフを補強しつつ、頭の中で考えた日本語をいかに英語らしくするかがポイントです。添削指導を受けて、不適切な語句や表現についてそれがなぜいけないのか学習するのと同時に、どのような場面でその表現が使われるのかということに習熟することも大切です。

 述語動詞で迷ったらhaveやmakeなどの基本動詞を使う、発想の転換で日本語をくずして中3レベルの英語で書く、知らない単語は知っている単語に置き換える、日本語に書いていなくても補足したり、場合によっては省いて英訳する、簡単で間違いのない単語や構文を使うなどの工夫も必要です。

 読解練習の際、英文の論理展開のマスターに加えて、コロケーション(自然な語のつながり)等、"英借文"に役立つような英文があればストックしておきましょう。

 「起承転結」型の日本語に対して、結論を述べて、その具体説明や因果関係を補足し、筆者の主張を再現するという英語独特の論理展開や二項対立的な欧米独自のものの考え方は、なるべく早い段階でマスターしておきたいところです。また、洗練された模範解答だけでなく、自分が書いた答案を活かすにはどうすればよいかも工夫し、部分点が狙えるようにしておくことも大切です。模範解答となる英文は必ず音読しましょう。ネイティブの先生にチェックをしてもらうと効果は倍増します。英作文攻略の秘訣は、″日本語はつぶし、長い文章は途中で区切り、自分の知っている単語に置き換え、なるべく簡単な英語で逃げる"です。

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