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校長ブログ

2018年06月19日(火) グローバル社会に対応する英語教育の実践に向けて

 18日(月)、日本私学教育研究所の山崎吉朗主任研究員が授業視察に来校されました。同研究所は、日本私立中学高等学校連合会から一般財団法人として独立し、私立学校の教育及び経営に関わる調査・研究事業、並びに教職員の資質向上のための研修事業を担っており、全国の私学がお世話になっています。

DSC02291.JPG  山崎先生は、現在、同研究所の主任研究員であると同時に、日本外国語教育推進機構の理事長も務められ、大学でも教鞭を執られています。英語教育や教員養成の分野でご活躍ですが、ご専門はフランス語で、その方面でも造詣の深い方です。

 地震の影響(1限は自習、2限より平常授業)でゆっくり授業を見学していただくことはできませんでしたが、複数クラスに足を運ばれ、授業後、英語科の先生方数名と懇談をもたれました。中1はSpeakingとWritingに軸を置き、音読、文法、ペアorグループワークを通じた英語理解、中2~3はReadingに軸を置き、文法・語彙を確認しつつ、音読を織り交ぜて教科書の本文理解を行っていました。高1はListening、Speaking、Writingを組み合わせてディクテーション、音読、サマリー、高2はWritingに軸を置き、文法演習・和文英訳と解説、高3は、大学入試センター対策として、イラスト問題を中心に読解演習を行っていました。

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 私自身、2014年、同研究所の委託研究として、『エンロールメント・マネジメントを基盤とする学校評価のあり方-学校評価を活用した人材育成と組織としての教育力向上に向けて-』を実践報告させていただきました。また、全国英語教育研究団体連合会理事、京都府英語教育研究会連合会連絡協議会会長、京都府私立中学高等学校連合会外国語教育研究会委員長等を担っていたことから、同氏を2017年、私学連合会主催の教育研究大会の第7分科会に招聘し、「英語教育改革と私学」の演題でご講演いただきました。さらに、本年2月、同研究所主催の『私立学校特別研修会 外国語(英語)教育改革特別部会 西日本エリア(京都)』では、今度は私が全国から来られた英語科教員を対象に、「21世紀型スキルを見据えた英語教育の展開」について講演致しました。これまで経験させていただいた知識や技能は、恩返しのつもりで、本校生徒や教職員にフィードバックしていきたいと思います。

 次期学習指導要領では、情報活用力を言語能力、課題発見・解決能力と同様、教科を超えたすべての学習の基礎に位置づけ、単に知識や技能を獲得するだけでなく、課題に対して主体的に向き合い、何ができるようになるかを意識した上で、何をどのように学ぶかがポイントになっています。

 若年人口や国内需要が減少する中、日本のさらなる維持発展には教育が変容してはじめて未来が開けます。江戸時代、爛熟した固有の文化を花開かせた一方、明治維新を機に経済、社会、教育のパラダイムシフトを図り、独立国家としての地歩を築いた歴史を鑑みつつ、グローバル化の中で全体像を見渡し、問題を発見し、解決する能力を高める教育を模索していきたいと思います。

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