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校長ブログ

2018年06月27日(水) 教育実習における気づき

 教育実習が終わり、反省会の報告書から垣間見れるのは、実習生たちの″気づき″(Awareness)です。ポイントをピックアップすれば、専門性はもちろん、伝える力とも言える人間力、社会に目を向けた情報収集力と自己表現力、進路につながるきっかけづくり、メリハリのきいた話し方、授業内容に関する雑学、生徒の反応に対するアドリブ力とパフォーマンス力、積極的でない生徒への問いかけ、生活面での細やかな配慮、教員同士の連携とバランス、読みやすい板書、考える力、生徒への接し方のバリエーション、若い感性を持ち続けた授業、名前を覚えることの大切さ、教えるだけではない教員の仕事、発言にはきちんと責任をもつこと、生徒たちの協力に感謝等々、″現場の生きた声″が満載されていました。

 実習生は全員が本校卒業生ですが、終了の挨拶に来室してくれた折、感想をお聞きすると口を揃えて各自の成長を語ってくれました。受け入れた側としてもたいへん嬉しい限りです。以下に、実習生からいただいた手紙をご本人の許可を得ましたので紹介します。

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 私は、事前研修の際、生徒との関係性を築くためには、″明るく元気に!人間力と学力の向上″をモットーに、学校での教育活動すべてにおいて、″明日につながる指導″、例えば、明日につながる授業、明日につながるクラブ練習、明日につながる励まし方等をしっかり実践することで、生徒が″伸び″を実感できるようにすることが第一歩と述べました。そして、実習生一人ひとりがそれぞれの場面で"気づき″を積み重ねてほしいと申し上げました。その意味で、実習生諸君の努力は称賛します。

 英語圏のteacherが文字通り、「教える人」であるのに対して、日本の教師は、「働き方改革」で変わってきたとは言うものの、いまだ実態は、生徒の学習や進路の相談にのるcounselor、生活指導上の解決に当たるsocial worker、クラブ等の課外活動の指導をするinstructor、地域との連携を推進するcoordinatorであり、1人で複数役をこなさなければならないのが現状です。

 中央教育審議会(平成26年)は、これからの時代の教員に求められる資質能力として、自律的に学ぶ姿勢を持ち、時代の変化や自らのキャリアステージに応じて求められる資質能力を生涯にわたって高めていくことのできる力や情報を適切に収集し、選択し、活用する能力や知識を有機的に結びつけ構造化する力を求めています。また、主体的・対話的で深い学びの視点からの授業改善、道徳教育の充実、外国語教育の早期化・教科化、ICT活用、特別支援を必要とする児童生徒等への対応などの新たな課題に対応できる力の必要性も説いています。さらに「チーム学校」の下、多様な専門性を持つ人材と効果的に連携・分担し、組織的・協働的に課題解決に取り組む力の醸成にも言及しています。

 教育実習生には、次世代を担う人材育成に取り組むフロントランナーになってほしいと思います。

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