高等学校

合格体験記

第21期生(平成19年度)

「受験をふり返って」 藤田 陽子

合格大学 / 大阪教育大学(教育)・武庫川女子大学(教育)

私が3年間の受験勉強をふり返って大切だと思ったことは、学校での授業、10分テスト、定期考査などに真剣に取り組むことだと思います。英語や国語は授業の予習を、数学は復習を、時間をかけて自分できっちりとやれば身についていきます。10分テストも単に合格するのではなく、常に満点をとれるように勉強し、間違えた単語は見直すようにすることが大切だと思いました。私は一度やった単語をそのままにしてしまうことが多かったので、3年生になった時にもう一度覚え直さなければなりませんでした。
また、1・2年生の間は英語・数学・国語に重点を置いて勉強するため、どうしても副教科の勉強が疎かになってしまいます。だからこそ、50分間しっかり授業は集中することが大切だと思います。授業中に先生が話した内容が、模試や本番に出て役立ったことがありました。その日のうちに授業内容を軽く見直し、定期考査を利用してもう一度きっちりと復習しました。これで、3年生になってからの受験勉強がだいぶ楽になりました。
高校の3年間はあっという間です。特に3年生は、1月にセンター試験があるため、勉強できる期間少ないです。1・2年生のうちから学校の授業、宿題、テストに真剣に取り組み、朝や放課後や長期休暇中にも自習室を利用することをすすめます。学校の自習室なら、わからない問題があっても先生に質問にいけます。問題だけでなく、勉強方がわからない時も先生に相談すると、いいアドバイスをしてくださいます。早い時期から受験を意識し、真面目にこつこつやれば、大学合格につながると思います。

(個人情報の掲載に関しては本人の了解を得ています。)

「NEVER GIVE UP」 佐藤 優

合格大学 / 和歌山大学(経済)

今までの人生の中で、この1年ほど勉強し、しんどい思いをしたことは無いと思います。それほどこの受験は辛いものであり、成長できた貴重な体験になりました。
いざ本番の受験が始まると苦難の連続でした。センター試験では、思うように点がとれず、私立大学の前期試験の全滅、国公立大学前期の不合格、といった絶体絶命の状態から最後の最後で合格をつかめたのは、諦めなかったことに尽きると思います。何事も諦めた時点で終わりだと思います。その意味では、大きな自信になりました。
肝心の勉強面では、やはり基本が大切だと思います。基本無くして応用は出来ないという事を今回の受験ですごく痛感しました。基本というのは学校の授業です。学校の勉強を過不足なくこなす事が、合格への近道だと思います。だから、予備校に通いませんでした。夏期講習に少し行ったぐらいで、それ以外は全く行きませんでした。予備校に通わなかったら合格できないというのは嘘です。学校の先生の授業を信頼し、学校の勉強をしていれば自ずと結果がついてくると思います。
あと、春休み、夏休み、冬休みをいかに過ごすかが勝負の分かれ目です。特に苦手教科を克服することです。正直言って、僕はこういう大きな休みで苦手科目を克服する事が出来ませんでした。1つでも苦手科目があるというのは苦しいものです。だから、夏休み等は苦手科目を克服し、得意科目も伸ばす事が一番重要だと思います。
最後に、この長いようで短い苦しい1年を乗り切れたのは、学校の先生、友達、両親が耐えず応援してくれたからです。僕1人の力ではとても乗り切れなかったと思います。大切なのは、応援してくれる人に感謝すること、自分を信じること、そして最後まで決して諦めないことです。これだけは言えます。"努力は裏切らない"。

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「私の受験体験記」 中野 理沙恵

合格大学 / 京都大学(総合人間)・関西大学(法)・関西学院大学(法)・同志社大学(法)・立命館大学(国際関係)

自分のこれまでの勉強を振り返り、なぜ自分が第一志望の大学に合格できたかを考えると、次の3つのことが挙げられると思います。
1つ目は与えられたものを100%活用するよう心がけていたことです。毎日の10分テストをはじめ、授業、宿題、定期考査、模試、どれも妥協することなく全力で取り組むようにしていました。自分で問題集を買ったり、塾に行ったりすることはあまりありませんでしたが、学校で与えられるものだけで受験に必要な実力を培うことができました。自分でやったものと言えば、過去問や予想問題ぐらいです。
2つめは、納得するまで考え、わからないときは必ず先生に質問していたことです。私は数学が苦手でしたが、1つの問題をじっくり考え、先生に何回も質問に行ってヒントを少しずつもらい、自分なりの答案を完成させる練習をしたところ、二次試験にも対応できる数学の力がぐんと伸びました。数学だけに限らず、粘って考える習慣をつけると、ただの暗記では太刀打ちできない問題も解けるようになります。また、先生に質問に行くと、自分の頭の中が整理され、理解が深まるので、質問はどんどんするべきだと思います。
3つ目は、最後まであきらめなかったことです。勉強はつらいことのほうが多く、模試で思ったとおりの成績が出せないと落ち込むこともありました。それでも、「まだ落ちたわけじゃないんだから。」と自分を奮い立たせ、あきらめることはしませんでした。受験の結果は出るまで誰にもわかりません。だから、もし少しでも可能性があるのならば、自分が一番行きたい大学を目指して頑張って下さい。

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「自己認識」 森 一也

合格大学 / 同志社大学(文化情報・社会)

僕が受験勉強をやり始めたのは、高2の夏でした。そのきっかけは、担任の先生に「今のままならどこもいく大学はない。」ときびしい一言を言われたときでした。それまでの僕はまだ時間的な余裕があったからでしょうか、現実を直視せず自分にとって都合のいい物語を描いていました。けれどもその一言で今まで見向きもしなかった模試の結果を見るようになり、自分の実力をはっきりと認識しました。今ふり返ってみると己を知ることが受験生としてのスタートラインであったと思います。そのスタートラインから見事なゴールをするために必要なことは、己の弱さを知ることです。なかなか勉強しても成績が伸びないなどと悩んでいる人は、自分の弱さ(集中力が足りない、好きな科目に集中されるバランスのとれていない勉強、苦手科目克服への怠り)を認識していないと思います。
つまり、自己認識を行うことは受験のスタートラインからゴールまで直結しているのです。

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「諦めないことの大切さ」 今野 友美子

合格大学 / 奈良県立医科大学(医)・京都橘大学(看護)

 私は合格するのは無理だと言われていた大学に奇跡的に合格できたので、諦めないことの大切さについて書こうと思います。
普段受けている模試と同じように、センター試験の自己採点後のセンターリサーチでも志望大学の判定がでます。その結果を見て、出願校を決定するのですが、私はセンターの結果が悪すぎて思うような判定は出ませんでした。先生にも「ここ合格するのはかなり厳しい」といわれました。私は諦めきれなかったので、とても合格できるような判定ではなかったけれど、挑戦すると心に決め、前期、後期共に同じ大学に出願しました。
二次試験は小論文と面接だけだったので、毎日ひたすら小論文を書いて先生に添削してもらうということを繰り返しました。医療の本も前期試験までに12冊読み、自分の知識を増やしました。二次試験まで必死に取りくみました。しかし前期は不合格でした。とてもくやしかったですが、絶対後期で合格しようという気合いが生まれたので、今考えると前期の不合格は私にとっては後期合格へのステップにつながったと思います。後期試験の面接では、センター後からずっと勉強してきた手話で自分の気持ちを伝えることにしました。後期試験では全力を出しきって、合格を勝ちとることができました。
私は初富でも下のクラスだったし、センター試験も失敗してしまったけれど、今まで努力してきた自分を信じて最後まで諦めなかったことが合格を導いてくれたのだと思います。
受験勉強はとても辛いけど、どんな状況であっても諦めなければ必ず結果はついてきます。初富は朝も放課後も自習室を開けてくれるし、先生も親身になって教えてくれる先生ばかりなので 勉強する環境は完璧です。絶対諦めないという強い信念をもってこれからの受験勉強を頑張ってほしいと思います。来春、皆さんが志望大学に合格していることを心から祈っています。

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「合格体験記」 東垣 由夏

合格大学 / 大阪府立大学(理)

私が本格的に受験勉強を始めたのは3年の春からでした。今思えば、1〜2年生の頃はその場限りの勉強をしていたように思います。いざ受験勉強を始めると、以前わかっていた問題が解けないことが目立つようになりました。特に得意だった数学はかなり苦労しました。だから一度勉強したことは復習し、定着させることが大切だと思います。1〜2年の基礎ができていなければ、受験勉強を始めてもなかなか進みません。これは十分テストについても当てはまります。私は1〜2年の十分テストで覚えた英単語を忘れてしまったものも多く、3年の段階で覚え直さなければならなくて本当に大変でした。理系(特に理系生物選択) の人は理系科目の完成を3年の短い期間に仕上げなければなりません。初富では1年から英単語・古典単語を覚える機会があります。英語はほとんどの大学で受験科目になっているので、2年までに十分テストの単語だけでも完成させれば、だいぶん楽になります。居残りしないために勉強するのではなく、受験勉強だと思って取り組んでください。また学校から毎日配布されるプリントをかかさずするだけでも、かなり基礎力がつきます。
私が一番初めに始めた受験勉強は、過去模試を全部解き直すことです。過去模試を解くことで、自分の苦手な分野がはっきりとします。また化学や生物は別にノートを用意し、やり直しノートを作りました。化学や生物のセンターはほとんどワンパターンなので、間違った問題をまとめておけば、模試の前に見直しするのにとても便利でした。
最後に勉強していると投げだしたくなる時もあると思いますが、1人で悩まず友達や先生に相談してください。今、成績が良くなくてもまだ間に合います。諦めず、自分の行きたい大学に合格できるように、最後まで頑張ってください。

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「受験で大切なこと」 井上 舞

合格大学 / 大阪市立大学(医)

私が勉強のやり方で一番効率のよいやり方は、何度も面倒くさがらずに復習することだと思います。
高校三年間、私は学校の勉強だけをしていました。授業がある程度進むたびに復習し、定期考査の前は何度も復習しました。そうすることで新しい知識が自然と定着し実力もつきました。
三年生になって二年生までに習ったことの総復習を始めました。あやふやになっている所を確実にすることができました。
高校三年間、教材をしぼり、その教材を何度もやり直したことがよかったと思います。
他に、私は勉強する時はノートを使っていました。使い終わったノートはずっとためていました。三年間ためているとすごい量になります。私は自信をなくした時、ためているノートを見返したりしていました。そうすることで、これだけしているから大丈夫という自信になりました。
何度もくじけそうになったこともありました。進路を変えようとしたり、地方の大学を考えてみたり色々逃げ道を探したりしました。でも、私はやっぱり市大の看護に行きたいという追う気持ちが強かったので逃げ道を探すことはやめました。
受験を振り返って何度も復習することと、志望校への強い思いさえあれば合格できると思いました。がんばって下さい!

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「大学受験を振り返って」 浦辻 優佳

合格大学 / 島根大学(医)・大阪薬科大学(薬)・近畿大学(医)・神戸薬科大学(薬)

大学受験。この言葉を聞くと、志望校の赤本を片手に難問を解き続ける−そんなイメージを持っている人が多いのではないでしょうか。私もそういうイメージを持っていたのですが、今自分の受験生活を振り返ってみると、全くそんなことはありませんでした。
それならば受験に向けて何をすればよいのか、答えは、学校で言われたことだけをすればよい、という一点につきます。
具体的に述べると、まず十分テスト。暗記科目の日は、放課後にもう一度解き直すことをお勧めします。これで自分の記憶力がいかにもろいものなのかを知ることで、"勉強せねば"と思うきっかけにもなると思いますし、継続することで実力もびっくりするぐらいつきます。
次に配布されるプリント。科目によらず、一見時間の無駄に感じてしまうことも、きっちりやることが大切です。先生方は何人もの卒業生を出しているのだから、自分の思い込みよりも先生方の言うことを信じるほうが楽だし効率が良いです。そして授業。絶対に寝ないようにしてください。学校で一時間寝るならば、家で九時間寝る方がマシです。また、分からないところは先生に聞いて下さい。特に数学、物理は一ケ所つまづくと二度と次へは進めません。先生の所へ行くのが苦手な人は友人に頼るのも良いと思います。とにかく疑問を放置するのだけは、学年を問わず、絶対にやめるべきです。
最後に、上記のこと続ける方法として、夢を持って下さい。夢があれば勉強も苦痛とまではなりませんし、夢の実現を可能にする大学に入れば喜びもひとしおです。
卒業すれば化粧もパーマも自由です!受験に不安を感じる人も、卒業後の事を楽しみに、頑張って下さい!

(個人情報の掲載に関しては本人の了解を得ています。)

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