高等学校

合格体験記

第24期生(平成22年度)

「第1志望合格に向けて」 高橋 実奈美

合格大学 / 大阪教育大学(教育)・関西大学(商)

まず大学に合格するためには英語は絶対必要だと思います。システム英単語は高2のうちに完璧にしておくべきだと思います。Nextステージもこの時期に何回もくり返しておけば、他の受験生より一歩前に出られると思います。社会の勉強は高3でも間に合うと言われていますが、高2の間に政経・日本史か世界史どちらか1つは少しずつ暗記することをおすすめします。これだけやっているだけでも高3になって受験勉強を本格的にやる上ですごく楽になると思います。高3になってからはセンター試験に向けて、センター実践問題集を解き身につけていくことが一番良い勉強法だと私は思いました。毎日1題、英語の長文を読む。これを続ければ本番までにはかなりの速さで英文を読むことができます。国語の現代文に関しては、解説を理解するようにし自分で決めた時間で問題を解いていくことで力になってきます。最初のうちは「全然力になってへんやん」と挫折しそうになりますが根気良く続けていくことで必ず力になります。数学のセンター試験はある程度の解き方さえ身に付けていれば応用して解くことができます。模試のやり直しが最善だと思います。
私は2次が小論文でしたが全く対策も始めてなくて苦労しました。小論文でも色々なタイプがあるので頭に入れておくことも大切だと思います。結果的に大阪教育大学に合格することができましたが、小論文対策があまかった気がします。実際、2次試験では全く書くことが出来ませんでした。今になってやっていれば良かったなと思うのは本を読んで毎日1題でも小論文を書くことです。
受験というのは過酷で精神的にもとてもしんどいです。しかし、友人と励まし合って最後まで頑張ることで得るものも大きいと思います。周りが合格していくと焦りからしんどくなると思いますが、自分を信じて落ちついてください。努力した分、絶対合格できると思います。

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「勉強に"妥協"なし」 宮井 彩

合格大学 /奈良女子大学(文)・関西学院大学(社会)

私が部活を続けながらも受験を乗り越えられたのは以下の2点に尽きると思います。
1つは学校の時間を大切にすることです。日々の10分テストも満点で当然というように、授業も受身ではなく最低限自分が分からない所や重要だと思うところは集中してください。簡単だと思う問題や他の人が当てられた問題でも、確認のために自分で考えておくといいと思います。部活もしっかりしたい人は、休み時間や帰宅中に課題をするなど、時間の使い方を意識してみて下さい。
2つ目は教材をしっかり選ぶことと、自分の位置を知り目標を明確にすることです。受験期が近づくと参考書や問題集を色々と買ってしまいがちですが、結局全部中途半端になることほど、受験の不安材料はありません。
私自身は極力学校の教材だけで勉強するようにし、参考書は一切買いませんでした。数学の教科書や日本史の図表はとても見やすいので、手元の教材を一度よく見て下さい。
また模試を区切りとして大まかでもいいので勉強の計画を立てるといいと思います。生物の遺伝は次の模試までに解き直す、というように。私は模試で間違えた問題をノートにためて、その復習を主な受験勉強にしていました。受験勉強は最後まで弱点の補強になると思うので、模試のデータで自分の苦手を見つけてクリアしていって下さい。
最後に受験は本気ですると想像以上に苦しい時期があると思います。それでも心折れず、自分の出来ることを全てやり切り、本番では余分な不安を捨てて挑戦すれば、納得のいく最後の結果を得られるはずです。
自分に妥協せず、受験で人としての自分を見失わないためにも、大雑把でもいいので常に夢を忘れないで、支えてくれている人の存在を意識していて下さい。

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「大学受験を終えて」 土山 舞

合格大学 / 摂南大学(薬)

私が本格的に受験勉強を始めたのは、高3の1学期からですが、大学受験を終えた今思うことは、高1の春からもう既に受験勉強は始まっているということです。中学に比べ圧倒的に勉強の量も増え難しくもなっています。しかも、初富特有の早朝10分テストや7時間授業に補習など生活リズムを整えるだけでもと最初のうちは慣れませんが、続けていけば大丈夫です。特に10分テストがあることで勉強するする習慣は必ずつきます。そして何より10分テストを大事にしてほしいと思います。高3になって忘れたことをまた覚え直す時間が必要になってしまっては、あまりに無駄すぎると思いました。だから、テストのための暗記はやめて1つずつ確実に自分のものにしていってほしいです。それは、定期考査や模試でも言えることです。
また、初富では進路について早期から取り組んでおり、正直高1から志望大学を決めるというのは早いのではと思っていました。が、早い方がいいのです。目標があるのとないのでは勉強に対する意欲がぜんぜん違ってきます。将来の夢や志望大学が分からない人はまず、大学見学に行って下さい。できるだけ早い時期に行くことをお勧めします。そして資料などに目を通すことも大事です。大学を知ることは受験勉強の1つですので。またライバルを作るのも良いと思います。何でもいいので続けていけるのもがあればいいと思います。あきらめず続ける気持ちが勉強することにも繋がると思うからです。
あと、予習や復習、授業や提出物、態度など当たり前のことはしっかりやっておくべきです。宿題や課題が多くて受動的になりがちですが全て自分の為、自分が望んだことだと思って前向きに取り組んでほしいと思います。また初富には自習室があり、とても集中でき勉強もはかどると思うのでフル活用したらいいと思います。常に目標は高く持ち、目の前のことをきっちりして、自分の将来に近い大学を選んで頑張ってほしいと思います。

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「後悔先に立たず」 桑元 俊輔

合格大学 / 大阪薬科大学(薬)

僕は高校1年生の時から夢があり、その夢に向かって3年間勉強してきました。しかし成績はその夢にはほど遠いものでした。やはり自分の中のどこかに弱さがあったからだと思います。そんな僕が言えるのは、どうしたら後悔しないかということだと思います。
まず、自分が苦しい時や、辛い時に「頑張ろう。」と思える気持ちにさせる"何か"が必要だと思います。それは人によって違うと思います。趣味であったり、クラスメイトであったり、友人だったり色々です。僕の場合は"夢"と"仲間"でした。なかでも、僕は"仲間"に助けられたと思います。"仲間"というのはクラブ活動の部員のことです。楽しい事や、辛い事を共に乗り越えてきた"仲間"がいたので受験勉強も頑張れたんだと思います。なので、クラブ活動は全然マイナスではなく逆にプラスだったと思います。とにかく皆さんも頑張れる"何か"は必要だと思います。
次に、勉強できる"環境"を作るという事です。実はこれが一番大事だと思います。どういう"環境"かというと、嫌でも勉強しかできない状況を作ることです。やはり、勉強中に集中を切らすような物が近くにあるとできるものもできなくなってしまうと思うので、そういう物がない所で勉強するべきです。というより、そうしないといけないと思います。僕は自分の部屋には誘惑がいっぱいあったので、塾の自習室に行っていました。塾に行っていない人は、学校の自習室もいいと思います。
最後に、長く書いてしまいましたが少しでも皆さんの役に立てればうれしいです。後悔だけはしないよう、最後まであきらめず頑張って下さい。

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「大学受験を振り返って」 田中 千尋

合格大学 / 大阪府立大学(総合リハビリテーション)・畿央大学(健康科学)

大学受験を振り返ってみて、E判定ばかりだった私が、最後まで第一次望の大学を目指すことが出来たのは、進路を早くから考えていたからだと思います。自分のこれからの人生を決めるということなので、たくさん悩みました。いろいろ考えて、出した結論だったので3年生になって、行きたい大学への気持ちが揺らぐこともなく、受験勉強に打ち込むことができました。
また、周りの人の存在は、受験をする上でとても大きかったです。進路を決める時は、親に何時間も相談にのってもらったり、受験の前は先生の一言で勇気づけられたりしました。そして友達の存在はとても心強かったです。受験への不安で弱音を吐いた時でも、いろいろな人に励ましてもらいました。また、自習室で勉強した後の帰りのバスの中での会話がちょっとした休憩になったりと、いろいろなところで支えられたと思います。
初芝富田林は、厳しいところがたくさんあるので、私も1年生の頃は公立高校の友達が羨ましくてたまりませんでした。でも、卒業後の楽しいキャンパスライフを思い浮かべながら受験勉強に励んでください。そこで10分テストや模試の多さなどをどんどん利用していけばいいと思います。大学受験にとって役立つことがたくさん詰まっています。後悔のないように全力で頑張って下さい。

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「勉強のやる気up術」 小林 敏洋

合格大学 / 東京工業大学(第2類)・慶応大学(理工)・同志社大学(理工)

これから僕が実際にしていた勉強へのやる気を上げる方法をいくつか紹介したいと思います。まず、一つ目に目標の大学をしっかり決めることです。これは大学を決めれば対策を考えて具体的に勉強すべきことがわかるということもありますが、一番の理由は自分は大学へ行くために勉強しているんだという自覚を持って勉強できるということです。目標の大学を決めるのは当然早い方がいいのですが、適当に決めても効果がないので、そこは慎重にしてください。
二つ目は目標の相手を作ることです。これは当然相手に追い付こうとする向上心を持つためですが、相手の勉強法を見て参考にし、今よりも勉強法をよりよくしようとする意欲をかき立てるねらいもあります。僕はけっこう相手より努力していないから負けるというのが嫌いで、相手が勉強している時は相手に差を広げられてなるものかと勉強し、相手が勉強していない時は相手との差を詰めるチャンスだと思い勉強しました。
三つ目はどの教科も手を抜かないことです。もし一つでも適当に勉強している教科があると、他の教科もつられて意識していなくても適当になってしまいます。これは人によってはなかなか自覚できないものなので、自分は大丈夫だと思っていてもやる価値があります。
四つ目は常にどんな目標でも一つ先に設定することです。どうしても目標を設定すると、その手前に来た時点であと少しだと思って気を抜いてしまいます。たとえば定期考査で最終日とかになると、初日に比べてやる気がでなかったりしますよね。周りの言う言葉に左右されなければ効果があります。
最後にこれは新しい勉強法など何か新しいことをする時全般に言えることですが、頭の中で効果があるかどうか考えるのではなく、実際に何ヶ月かやってみてから良し悪しを決めてください。実はこれが一番大切だったりします。皆さんがんばってください。

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