学校生活
中1ビブリオバトル(校長ブログより)
25日、4限目に中1ビブリオバトルの決勝を行いました。「3密」を回避するため、今回、代表生徒たちは記念ホールで発表しましたが、その他の生徒は各教室にてZoomを通じての観戦でした。
発表作品は、1組「五分後に思わず涙。」(桃戸晴)、2組「うれしい悲鳴をあげてくれ」(いしわたり淳治)、3組「54字の物語 参」(氏田雄介)、4組「人生ドラクエ化マニュアル」(JUNZO)でした。
本校でのビブリオバトルの目的は、「書評を介したコミュニケーション」の場を作るのと同時に、「人を通して本を知る」ことです。国語科の先生方のリードで、全校体制で取り組んでおり、コミュニケーション力、情報活用能力、読解力、プレゼンテーション力を高めることをねらいとしています。また、友人の発表に影響されて知的好奇心から読書習慣の定着につなげることも期待されています。
国語の授業でクラスごとに予選を行い、代表1名を決め、その代表生徒が読んできた本について発表し、観戦者はその中から最も読みたくなった本を投票するというもの。その意味で、読解力と表現力がポイントになります。昨年は、高1男子が全国大会優秀賞、高2男子が西日本大会準優勝の栄冠に輝きました。
2019年からスタートした取り組みですが、昨年同様、代表生徒諸君は立派なプレゼンテーションをしてくれました。読書を通じて、背景知識を涵養し、本当に自分の興味・関心のある分野を見つけ、"なりたい自分" になるためのステップとしてほしいと思います。