入試トピック

子どもに学ぶ(その1)

 最近、中休みと昼休みになると、1年の児童が校長室に来てくれます。一人で来る子もいれば、何人かで連れ立ってくる場合もあります。 「校長先生いてるかなあ。のぞいてみよっか」廊下のヒソヒソ話のあと笑顔をのぞかせてくれます。「1年○組○○です。おはようございます」入室のマナーもあいさつもとても上手です。特に用事がないこともあれば、「話をしにきた」と言って入ってくることもあります。例年、入学当初に学校探検で校長室に来ることはありましたが、このように自主的継続的に校長室に訪ねてくることは滅多にありませんでした。これも、コロナの影響でしょうか。新規感染者が増加傾向となり、学校生活に不安が広がり、しかめっ面をすることが多いのですが、かわいい子どもの訪問で笑顔に変わることができます。「先生は、いつもどんな仕事をしてるのですか?」「先生は学校に何時に来ていますか?」「(歴代校長の写真を指さして)この人は誰ですか?」子どもの屈託のない笑顔と何気ない質問に答えるこの癒やしの時間を楽しんでいます。チャイムが鳴ると慌てるように「失礼しました」といって出て行きます。

後ろ姿に、また次の休み時間にも来てね!(と心の中で呼びかけています)

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