がんばってます！インターアクトクラブ！③

7月22日（日）「国際ロータリー2640 地区インターアクトクラブ地区大会」

インターアクトクラブとは、国際ロータリーの支援を受け、国際交流と社会貢献を目的に活動するクラブです。初芝立命館中学校インターアクトクラブは、国際ロータリー2640地区大阪金剛ロータリークラブをスポンサーとし、2004年に設立され、中学校単独で設置された世界初のクラブです。
インターアクトを含め国際ロータリーは、6月が新年度スタートとなります。そのことから、期末考査も終わった22日（日）、最大行事である「国際ロータリー2640地区インターアクトクラブ地区大会」が挙行されました。

開会式では、ロータリーとは何かをアニメーション（動画）を通じて学びました。続く、午前の部では、元青年海外協力隊である山浦 裕さんから、派遣国であったアフリカ、マラウイでの活動をお話し頂きました。数学教員として派遣された山浦さんが、日本文化を「折り紙」で伝えようとした所、折り紙を含め紙自体がなかったというエピソードが印象に残りました。

午後の部は、同じく青年海外協力隊で、フィリンピンのコミュニティ開発に携われた平松 佑理さんの講演がありました。地元植物資源を利用したハンディクラフトを通じて、女性の収入向上を支援されたということでした。必要と思い、仕事を提供したが、フィリピンの方が仕事よりも家族との時間を大事にされていたということを目の当たりにされ、お金があることが必ずしも幸せでないというお話が印象に残りました。その国・地域のルールや生活を尊重すること、あらゆる生命を食しているという気持ち、助け合う大切さ、異なり・違いを認め合うこと、ものを大切にする意識をフィリピンの人々から学ばれたということでした。

最後に今日感じたこと、考えたこと、気づいたことをワークシートにまとめ、参加者と意見交換を行ない、コミュニケーションと考えを深めました。
暑い日でしたが、「多文化・国際理解」につながる熱い一日になりました。「Thank you po.」

※フィリピン語／タガログ語でpoは、丁寧さを加える語句。