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学校生活

高3生の保護者との対話ー大学入試(校長ブログより)

 大学入試を振り返ると、18歳人口が約7千名減少したことに伴い、現役生が減少しました。同時に、難関私立大の合格者数が下げ止まり、既卒生も減少となり、センター試験の志願者数が過去10年間で最大の減少率となりました。大学入試改革、私大入試の厳格化、コロナ・ショックといろいろ続きますが、今回は保護者との対話から。

保護者V oyako.jpg自分が大学を受験した頃とはまったく様子が変わってしまい、わからないことばかりなのですが、まずは、今年のセンター試験や個別試験の動向はどのようなものだったのですか?
校長 センター試験では、5教科8科目(文系)、5教科7科目(理系)とも平均点が下がり、結果、国公立大や私立大のセンター方式の志願者が減少しました。個別試験においては "難関" を除く国公立大での志願者数の減少が目立ちました。後期日程については8年連続で欠席率が上昇し、6割を超えるという状況です。私立大では、一般入試の志願者数が14年ぶりに減少に転じました。「関関同立」はここ2年、志願者減、合格者数は下げ止まり、競争率が緩和されています。「産近甲龍」は、志願者減でしたが、合格者数が大幅に増加しています。
保護者V そうだったのですか。新型コロナウイルスの影響で、「大学入学共通テスト」も3回行われるとか...
校長 試験日程は令和3年の ① 1月16~17日、② 1月30日~31日、③ 2月13~14日(特例追試験)となっています。②は①の、③は②の追試験としても実施され、①②ともに得点調整が行われます。やむを得ない事情により②を受験できない場合は、2月13~14日の特例追試験を受験することになります。
保護者V 出題内容でも変更があるようですね。
校長 数学ⅠAの試験時間や英語の配点に変更が見られます。英語のリーディング(100点満点)とリスニング(100点満点)の配点は各大学に委ねられているものの、既に公表されている国公立大を見る限り、リスニングの配点が高くなっています。
保護者V 新型コロナウイルス感染症拡大の影響でどのような問題が起きているのですか?
校長 共通テストの3回実施による個別試験変更の可能性、総合型選抜・学校推薦型選抜の日程、面接・集団討論のオンライン化といった制度上の問題に加え、長期休校による授業進度の遅れ、受験生への気持ちの切り替え、モチベーションの維持、地方からの都市部への志望者減の可能性、部活動公式大会中止による調査書への影響等といった問題があります。
保護者V 不安なことばかりですが、今、やるべきことをご教示ください。
校長 2021年度の新入試では既卒生への移行措置がないため、「安全志向」が非常に高まっています。指定校推薦入試においても、学力検査(小論文や口頭試問含む)導入が検討されていますので、とにかく、緻密な受験計画を立てて、最後まで諦めず、実力をつけること。生徒たちには、今の立ち位置から目標達成に向けて何をすればよいか "逆算" してから取り組むよう指導しています。そのためには、具体的な目標を立て、毎日チェックすること、問題集は反復すること、過去問には目を通すことなどを例示しています。共通テスト対策としては、10月くらいまでは5教科の基礎(高1~2レベル)で積み残しがあるところを解消しつつ、理科、地歴・公民の復習を始め、11月には共通テストの問題形式に慣れる段取りが必要です。個別試験対策としては、苦手とする科目や分野を補強しながら得意科目は論述問題にチャレンジすることが肝要。当然、共通テスト対策演習と並行していくことが前提ですが。
保護者V ありがとうございます。親として心構えをお願いします。
校長 子供のよき "伴奏者" になることではないでしょうか。具体的に言えば、子供の健康管理と "よき相談相手" になってあげることだと思います。最後まで諦めずに努力することがその後の人生においても必ずプラスになることを語ってあげてください。
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