高等学校

合格体験記

第29期生(平成27年度)

「受験を終えて」中川 来祐

合格大学 / 神戸大学(医学部)・防衛医科大学校・甲南女子大学(看護リハビリテーション学部)

 自分の弱点を知ること。これが受験勉強において、大事なことの1つだと私は思います。
「計画を立てることが大事だ」とよく言われると思います。しかし、私は計画を立てることがとても苦手でした。それでも何ヶ月も勉強をやりとおすには計画性が必要でした。そんな時、自分の弱点を知っていることはとても有利なのです。私の弱点は、数学ができないことと行動が遅いことでした。この2つを意識すると、朝早く起きて活動時間を延ばしたり、数学の演習時間を意図的に増やすなどの工夫をすることができました。弱点をカバーできるような計画を立てるのが成績を上げるコツだと思います。
受験勉強で大事な点の2つ目は他人の意見を取り入れることです。ここでの他人とは、先生や先輩、友人などです。特に学校の先生は、自分よりも受験勉強の知識を多く持っている身近な存在なので、分からないことはすぐに聞きに行くのがベストです。自分の考えだけで突っ走ると思わぬ穴があったりします。逆に他人の意見は心の支えになる時もあります。私の場合、自分では万全な準備ができたと思っていたのに、前期試験では思うように点が取れませんでした。帰ってからは泣きましたが、翌日から気を取り直して学校に小論文の添削をしてもらいに行きました。以前合格した先輩が、前期が終わってからも後期の勉強を真面目にこなしていたという話を聞いていたからです。願掛けというわけではありませんが、過去に成功した人の話を取り入れることで、次の行動を素早く取ることができたと思います。
偉そうに長々と書いていますが、私自身は決して成功した例ではありません。センター試験も前期試験も結局は数学の苦手を克服しきれませんでした。今から受験を迎える皆さんは、是非上手に計画をこなして笑顔で春を迎えて欲しいと思います。

(個人情報の掲載に関しては本人の了解を得ています。)

「受験」 橋本 早久良

合格大学 / 大阪教育大学(教育学部)・武庫川女子大学(文学部)

 私が受験を通じて学んだことは、学校での授業、定期考査などに真剣に取り組むこと、計画を立てることの大切さです。
私は1・2年生の頃は、きちんと予習、復習をしていませんでした。なので、1・2年生の頃は、定期考査の勉強にとても時聞がかかっていたし、テストが終わったら覚えたことを忘れていました。3年生になってからは予習、復習をするようになり、テスト前もテスト勉強以外に模試のやり直しなど、ほかの勉強もできるようになりました。
また、計画は、まず、いつまでに単語帳を全部覚える!という風に決めて、1日にしなければならないページ数をわり出しました。それと、1日の勉強時間や寝る時間、休憩時聞なども決め、その日の気分によって勉強時聞が少なくならないようにしました。
私は塾に行っていなくて、家では勉強がはかどらなかったので、学校の自習室で勉強したり、補習に行ったりしました。
私は二次試験が小論文だったのですが、文章を書くのは苦手で、初めはー題を書くのに丸1日かかっていました。しかし、小論文の担当の先生に何度も教えて頂き、だんだんと書けるようになり、自信もつきました。しかし、本番の試験ではー問目が難しくて戸惑いました。そこで書けそうなところから書いたのですが、分からない問題は全く何も書けなかったので、試験が終わった瞬間、絶対に不合格だと思いました。しかし、結果的には合格できたので、書いた方の問題で点数が取れていたのか、他の人も出来ていなかったのだと思います。なので、入試の時に分からない問題が出ても、落ち着いて、出来る問題に時聞をかければ何とかなるのだと思います。
受験はしんどかったけれど、自分を成長させてくれました。私は受験を経験することが出来て良かったと思いますし、このような経験が出来たのは、家族、先生方、友人の支えがあったからだと思います。

(個人情報の掲載に関しては本人の了解を得ています。)

「少しでも可能性を」 山田 彩音

合格大学 /奈良教育大学(教育学部)・関西大学(社会安全学部)

 私は受験において必要な2点について云えたいと思います。
1つ目は自分の1香調子が悪い時の能力を知る、ということです。本香で風邪をひいたり寝不足だったりすることは十分にありえます。そんな最悪な状況で自分は何点をとることが出来るのか、そしてその点数で合格出来そうな大学はどこか、を事前に知っておかなければいけません。実際私はセンター試験で悲惨な点数をとってしまいました。その時第一志望校のボーダーに点数が達しなくて、急いで前期と後期に受ける学校を探しました。そこから赤本を買って対策をしたのですが、もっと早く取り組んでおけばよかったと思った焦りを今でも覚えています。高校3年生になるまでに自分の行く可能性のあるすべての大学についての情報をより集め、なおかつ赤本に目を通しておくことが大切だと思います。
2つ目は少しでも可能性を上げるということです。私は第一志望の国公立に推薦を利用して合格しました。国公立の推薦枠は2、3人ととても小さいため合格する可能性もとても低いです。ですがそれに合格する可能性もあります。私の場合、センターの点数を見て第一志望を受験することをあきらめたのですが、推薦を考えていたことで第一志望に合格することが出来ました。先ほど述べた「行きたい学校の情報を集める」はここでも役に立ちます。推薦入試では面接、志望理白書などが必要になります。そんな時一度その大学に行ったことがあるかということは大事なポイントになります。推薦だけが可能性を広げる手段ではありません。ただ1つ言えることは自分が後悔しないために、事前に選択肢を広げ、そのための努力をし、自分の志望校またはより志望校に近い大学に合格するための可能性を少しでも上げることです。受験は自分との戦いです。苦しい時こそ自分から逃げずにふんばって下さい。

(個人情報の掲載に関しては本人の了解を得ています。)

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