高等学校

合格体験記

第19期生(平成17年度)

「今からこつこつと」 大谷 優里

合格大学 / 大阪市立大学(工)・航空保安大学校(航空情報)・同志社大学(工)・立命館大学(理工)

私は2年生までは、受験勉強ということはあまり意識していませんでした。とにかく、宿題は期限までにきちんと仕上げて提出する、毎日の十分テストは満点をとる、定期テストをがんばることを自分の目標にして勉強しました。また、授業で理解できなかった所を復習し、必要な教科は予習をきっちりとするようにしていました。今考えると、これらは全部受験勉強になっていたと思います。しかし、十分テストの英単語などは、ただ丸暗記したり、発音、アクセントなどを気にせずに覚えていたりしました。3年生になってから自分の力になっていないことに気づき、もう一度単語を覚えなおしました。十分テスト勉強で英単語をこつこつきちんと覚えていけば、3年生になって覚えなくてはいけない単語の量が減ったり、また、人より多くの単語を覚えたりすることができます。同じ満点でも、どれだけ自分のものにできたかがポイントだと思います。
3年生になると、だんだんと自分で何をすべきか考えて勉強することが必要になり、今までとにかく宿題をきっちりやっていこうと思ってきた私にとっては少し困るときもありました。まず自分が何をしなければならないのかを考え、実行することが大切だと思います。苦手分野を苦手なままにしておかないために早いうちから計画を立てて、克服していくべきだと思います。私は数学や理科の苦手分野の対策を早くからしなかったので、直前期には苦労しました。苦手分野は、絶対に苦手のままにしないぞ!という強い気持ちを持ってやれば、模試や試験で出題されても、ここはやったから解ける!という自身になり、いつの間にか得意分野になっていたりするものです。また、センター試験や二次試験の過去問に早くから目を通して、時間があれば解いてみてください。これからの勉強に取りいれていくべき課題が見つかると思います。そして、勉強するときは勉強する。休むときは休むといったメリハリをつけた生活をするようにして下さい。
受験勉強は大変です。がまんしなくてはならないこともたくさんあるでしょう。しかし、がまんして勉強したからこそ、合格の喜びが大きいのだと思います。3年生になると、1年間はあっという間に過ぎてしまいます。受験が近づくにつれて、体力、精神力が必要だと強く感じました。絶対に負けへん!という強い心と根性をもって、こつこつと頑張って下さい。

(個人情報の掲載に関しては本人の了解を得ています。)

「合格体験記」 楠本 有希

合格大学 / 合格大学 / 神戸大学(医)・航空保安大学校(航空情報)・大阪薬科大学(薬)


私の高校3年間の受験勉強を振り返って、気付いたことを書こうと思います。
まず、私が一番言いたいことは、いかにセンター試験が大切かということです。いくら2次対策を頑張っていても、センター試験が良くなかったら、いきたい大学を受けることができないからです。私が受けた学部もそうでしたが、理系でも2次試験よりもセンター試験を重視するところもあります。だから文系も人はもちろんですが、理系の人もセンター試験を頑張ってください。センター対策は学校で毎日配られるプリントや課題などをきちんとやっていれば絶対に高得点をとれると思います。
そして、次に言いたいことは国語です。理系の人で苦手な人が多いと思いますが、私もそうでした。国語はセンターの傾斜配点で重視されることが多いので、国語が苦手だと、とても不利になります。国語の対策として一番効果があったと思うのは社説です。クラスの課題として、1年の夏から2年の終りくらいまで社説の要約をしていました。これは本当によかったと思います。やり始めてから効果が出るのは遅いかもしれませんが、やってみるといいと思います。でも私が後悔しているのは、2年の終わりでやめてしまったことです。3年になったら理科の追い込みなどで大変になってしまい、やめてしまったけど社説を読むだけでもすればよかったなと思います。続けることに意味があると思います。
いろいろ言いたいことがありますが、センター試験の大切さと社説の効果は一番実感したことです。とにかく学校の先生に言われたことを実行していれば絶対に合格できると思います。後輩の皆さんも体に気をつけて、後悔することのないように頑張ってください。

(個人情報の掲載に関しては本人の了解を得ています。)

「合格体験記」 西口 達也

合格大学 / 北海道大学(農)・東京農業大学(応用生物)

いろいろな勉強方法があると思いますが、私の勉強方法について書きたいと思います。
1、2年の間は与えられた参考書、問題集、単語帳等を何度も何度も繰り返しやって、授業を能動的に聞き、予習復習をしっかりやっていればいいと思います。
暗記教科の勉強方法は、何度も(10〜30回くらい)見るだけで、自然に覚えるのを待つという風にしていました。その後は定期考査、模試ごとに覚えなおしておけば楽をして高得点がとれると思います。

 苦手教科については、早めにつぶすべきだと思います。早めにつぶしておくと後々得意教科となり得点源となることもあります。なぜなら「嫌い」だから勉強量が少なく苦手となっていることが多いからです。
3年生になってからはというと、理科を仕上げなければならないので、暗記量は莫大に増えます(特に理系の生物選択者は)。数学も本格的な入試問題を解いていくので時間もすごくかかり、大半の勉強時間が理科と数学に割くことになりました。だから数理の基礎と英国は3年になるまでに仕上げるべきだと思います。ただ、英国もブランクはつくらないようにしましょう。国語は週1回80分を割くペースがいいと思います。それと過去問も時間がかなりかかるので早いうちから何度もやりましょう。色々書きましたが、結局は学校から配られた教材と過去問(センターと2次)だけで十分だと思います。
最後に、大学入試は才能ではなく、努力の量で決まると思います。私は「今の成績なんて関係ない。今何をして、これから何をしていくか、このことが一番大切。」とずっと自分に言い聞かせていました。昔は成績が良かったのに、と言う人は今の自分が怠けていることを自ら認めている様なものです。今の成績が良くとも悪くともこれからの自分の行動で全て決まると思って頑張ってください。

(個人情報の掲載に関しては本人の了解を得ています。)

「三年間の受験生活を終えて」 溝端 亜樹

合格大学 / 筑波大学(第2学群)・関西大学(総合情報)

私は高校一年生から三年生までの勉強の中で、いつも必ず念頭に置いていたことがあります。それは、ほんの些細なことでもわからないことがあれば先生へ質問に行くことです。これは高一の時、勉強で成果の出ている二人がおり、二人に共通していることとして発見したことでした。また、質問としては、先生に自分の弱点や強化したい点を述べて、今何を勉強するのが最も良いか、あるいは理解していると自分で思っていることでも再度解説してもらい、より理解を深めたり新しい疑問点を発見したりしました。そういている内に気付いたことは、勉強すればするほど質問が出て、逆に何の疑問もわかないのは理解していないからだということです。
特に勉強の仕方としては、提出物を上手に利用するようにしました。どんなに時間がなくても答えを写したりせず、間違ったところに印をつけて、テスト前にはもう一度やり直し、最終的に問題を見ただけで解等過程が思い浮かぶようにしていました。また、小論文については、一年生から二年生まで新聞の社説を読み、要約や意見を書いて先生に添削してもらっていました。そして、三年から本格的に赤本の小論文を解き始めました。小論文を書くにあたっては、とにかく書いて先生に添削してもらい、何度もやり直しする毎に添削してもらい、先生や自分が納得するまで書き直しました。私が真剣に受験勉強を始めて実感したことは、特に英語や古典では単語が非常に重要だということです。単語を覚えた途端に文章がすらすら読めるようになり、偏差値もぐっと伸びました。
大学を選ぶときには、必ずHPなどで研究内容までしっかり把握することや、実際に行ってみて雰囲気を味わうことが大切だと思います。
受験勉強では無駄なことを省いて、活用できるもの(特に先生)は活用することが大切だと思いました。

(個人情報の掲載に関しては本人の了解を得ています。)

「受験を振り返って」 竹下 美冬

合格大学 / 大阪府立大学(人間社会)・同志社大学(文)・関西学院大学(法)

 ここでは自分が勉強するうえで役にたったなあと考える事柄について述べたいと思います。
私も高1や高2の時は先輩方のアドバイスなどで「学校で出されるものをやっておけばいい」という言葉に疑問を持っていました。しかし今考えると本当にその通りだったおいうことがわかります。英語や国語の基礎の力は学校の課題で養われたと思います。英語、国語に関しては授業を有効利用できるかどうかにかかってくると思います。特に英語に関しては、私は高3になってから慌てて文法や英単語を暗記したりしてましたが、もし高1の時から授業や十分テストでwしっかり暗記できていれば、高3になってからもずっと楽に英語に臨めたんではないかと思います。
次に数学の話ですが、これも「チャートさえやればいい」という意見は本当です。私も最初はこんなもの解けるはずがないと思うぐらい数学が苦手でした。でも高1の時に、このままではいけないと思い、わからなくてもとにかく何度もチャートを解いてみることにしました。最初は本当にしんどくて何度もあきらめそうになったけど、繰り返し解くうちに、どんどん解等のパターンに慣れていきました。最後には弱点どころか、英国では差がつきにくい文系の中で力強い味方の教科にもなりました。
今までのことをまとめると、結局大事なことは日々の努力が大切だということです。今ではしんどいだけに思える十分テストも受験の最後には大きな力になってくれます。「できない」とあきらめるんではなくて「まず挑戦してみる」ことをやってみて欲しいと思います。
後で後悔しても間に合いません。苦手教科こそ今のうちに手を打つことをおすすめします。苦しい努力がないと結果はついてきません。高校生活の残りを楽しみながら、しっかりと勉強も頑張ってください。

(個人情報の掲載に関しては本人の了解を得ています。)

「受験をふり返って」 新谷 彩

合格大学 / 大阪府立大学(経済)・同志社大学(商)

私が受験を振り返って思うことは、自分なりの勉強法をもっと早く確立させ、効率よく勉強を進めておくべきだったということです。というのは、浪人生は1度は受験を経験しているので経験の上では現役生が勝つことは出来ないからです。合格するためには、とにかく自分を見つめ直し反省するのを怠らないことです。だから、受験勉強と言われて何をすべきか分からないのにやみくもに問題を解くのではなく、解く量は少なくても間違えた所は日をおいて何度もやり直し確実に定着させるというのが一番大切だと思います。また、私は自分の苦手な分野は今まで受けた模試を全て解き直しました。そうすることで同じ失敗を繰り返すことがかなり少なくなりました。私の場合は、成績に波があったので、成績を一定に保つのにもその方法は有効だったと感じています。波があれば、本番でもかなりの高得点を取れると錯覚してしまいがちですが、これはすごく危険なので、自分なりに改善する方法を早く見つけるべきです。
そして、最後に言いたいことは、勉強は常に本番を意識して進めてほしいということです。私は実際に、緊張から十分な睡眠が得れず、センターでは失敗してしまいました。でも、二次試験までの間は、「練習は本番のように、本番は練習のように」ということを念頭に置いたので、ボーダーには全く届いていませんでしたが、なんとか合格できたのだと思います。
いろいろ書きましたが、私自身もこんなに立派なことを完璧にできたとは言えません。でも近づこうという努力はし続けました。地道な努力の積み重ねが合格へとつながるので皆さんも頑張ってください。

(個人情報の掲載に関しては本人の了解を得ています。)

「合格体験記」 北村 美穂

合格大学 / 和歌山大学(経済)・武庫川女子大学(文)

大学受験を終えて感じたことは、自分がやった分だけ成果はきちんとでるということです。受験生活はつらいと思いますが、終わってみればあっという間で、頑張ったほど、終わった時の達成感があるのだと思います。
受験勉強で重要なことは、やはり基礎を大事にすることです。センター試験では、教科書を完璧に理解していれば、どの教科も8割以上とれるものだと思います。だから、授業とその復習は一番大切にすべきだと思います。特に10分テストは、一番役に立つ受験勉強だったと気付かされました。英単語や古語単語は3年生になってからあせって覚える受験生が多いのですが、初富では高1から覚える機会が十分あるということです。居残りしないために勉強するのではなく、受験勉強だと思って取り組んでみてください。
そして、勉強して疲れたときは、自分の行きたい大学のパンフレットを読んで、合格した時の自分をイメージすればヤル気が出ます!!でもすべては、体が健康であることが前提とされるものなので、生活習慣だけはきちんとした方がよいと思います。あまりいいアドバイスはできませんでしたが、自分を信じて最後まであきらめず頑張って下さい。

(個人情報の掲載に関しては本人の了解を得ています。)

トップへもどる
学校法人 大阪初芝学園 初芝富田林中学校高等学校
〒584-0058 
大阪府富田林市彼方1801番地 
[TEL] 0721-34-1010 [FAX] 0721-34-1090

Copyright (C) Hatsushiba Tondabayashi Junior & Senior High School All rights reserved.