高等学校

合格体験記

第25期生(平成23年度)

「受験を終えて」 秦 祐教

合格大学 / 信州大学(経済学部)・同志社大学(経済学部)・龍谷大学(政策学部)

受験を終えて思うことは「継続は力なり」という言葉のいうとおり、日々の授業を大切にし、コツコツと地道に勉強を続けることが大切だということです。十分テストは今すぐには効果が現れず、無意味なことに感じると思いますが今では十分テストがあって良かったと思います。特に英単語は高三の夏休みころから覚え直す際、十分テストで一度覚えていたおかげで格段に速く覚え直すことができました。毎日毎日、面倒で大変なことだけどあとあと無駄なことにはならないはずなので頑張って下さい。また日々の授業、特に暗記教科は重要です。なぜなら日本史は覚えることがたくさんあり過ぎて受験直前にすべて詰め込むことは不可能だからです。だから習ったことはその都度覚えておくとあとで慌てずに済むと思います。
私は家では全く集中できなかったので学校の自習室や教室を開けてもらって勉強していました。自習室は定期考査一週間前や受験が近づくと人がいっぱいになり、それを見ると「みんな頑張っているなあ、自分も頑張らないと」という気持ちになってやる気が上がりました。また教室ではみんなと一緒に勉強ができお互い質問し合ったりして楽しく勉強ができました。自分一人では勉強なんてやってられなかったと思います。
最後に私が志望大学に合格できたのは周りの人の支えがあったからだと思います。悩んでいる時に相談にのってくれたり、落ち込んでいる時に声をかけてくださった先生方や勉強のやる気が起こらないときに「自習室に行こうぜ」と誘ってくれたり、励ましてくれた友達、そして何より初富に6年間通わせてくれた両親に本当に感謝です。当たり前のことだと思っていることも誰かの支えがあってのことであり、いつでも感謝の気持ちを忘れることなくこれからもやって行こうと思います。

(個人情報の掲載に関しては本人の了解を得ています。)

「強い気持ちで戦い抜け!」 太田 実那

合格大学 / 関西学院大学(総合政策学部)

受験勉強をするにあたって大切なことは、基礎の徹底じゃないかと思います。土台がないとその上に知識を積み重ねても無駄ですから。ただ基礎が疎かな教科って、嫌いな教科の場合が多いんですよね。訳分からんし、もういいや、って。でも逃げることはできないですし、後回しにすると絶対後悔するので、そういう教科ほど早めにやっておくことをオススメします。しかし、「まだせんでもいけるやろ」といえる教科は何一つないのも事実ですから、どの教科もバランスよくすることを心がけてみてください。
一つ一つ苦手をなくしていくこと、一つ一つ理解していくこと。小さなことの積み重ねがとても重要になってきます。それをめんどうくさがらずにやりぬくことです。それこそが合格への一番の近道なんじゃないかと思っています。
「今を戦えない者に次とか来年とか言う資格はない」あるサッカー選手の言葉ですが、大学受験もそうだと思います。
辛いとき、苦しいときに自分は途中で投げ出して終わる人なのか、そういう時こそ力を発揮して頑張れる人なのか…。そこで諦めてしまう人に合格はないです。成績があがらない時だからこそ、勉強しようと思える人であってください。
えらそうに書いてますが、私はいくつも大学に落ちました。全力じゃなかった訳ではないんですが、第一志望の大学に行けなかったのも、おそらく他の人と比べると、自分に対して甘い部分があったからじゃないかと思っています。皆さんにはそういう弱さを乗り越えて、自分の満足いく結果を残してほしいなと思っています。ぜひ頑張って下さい。

(個人情報の掲載に関しては本人の了解を得ています。)

「3年間を振り返ってみると…」 新谷 啓太

合格大学 / 和歌山大学(経済学部)・関西大学(経済学部)・近畿大学(経済学部)・大阪経済大学(経済学部)

僕は、三年まで部活に入っていたので、正直、一・二年は十分テストと予習と定期考査の勉強でいっぱいいっぱいでした。でも、部活を引退してからは、すぐに切り替えが出来たと思います。僕の場合、このことが受験に成功することができた要因の一つだと、今感じています。
具体的にどのような勉強をしていたかと言うと、一つ目は授業を大切にしていたことです。初富の先生の授業は受験に大切なことが多いので、これを大切にしないのはもったいないと思います。二つ目は模試のやり直しをしっかりすることです。模試は予備校の先生が本番の試験を想定して作っているので、やり直しをしっかりしていれば、本番のときに対応ができるので、やり直しをして損することはありません。そして、三つ目は赤本や駿台や河合塾などが出版している青本、黒本をたくさん解くことです。でも、解くだけでは意味がないので、やり直しもしっかりやってください。
最後に受験生の皆さんに言いたいことが二つあります。一つ目はたとえ模試の結果が悪くても、落ち込まないことです。悪い結果の時に反省することも大切ですが、その結果をいつまでも引きずることは時間がもったいないです。そういうときはすぐに切り替えて自分の間違ったところを分析してください。二つ目は受験に対して、自分からどんどんチャレンジすることです。チャレンジしなければ、合格を勝ち取ることは出来ません。だから、チャレンジすることを忘れないで受験を楽しんで下さい。
皆さんの合格を祈っています。

(個人情報の掲載に関しては本人の了解を得ています。)

「大学受験で大切なこと」 南光 柚果

合格大学 / 関西外国語大学(外国語学部)・同志社女子大学(現代社会学部)

私が、受験を振り返って1番大切だと思ったことは、最後の最後まで諦めないことです。私は、前期試験であと1点が足りなくて不合格になってしまった大学があり、とても悔しい思いをしました。その時は、推薦で合格していた大学への進学も考えましたが、ここまで来て諦めたくないという気持ちが強かったので、後期試験を受けることに決めました。後期は倍率が高いということもあり不安でした。でも、最後まで勉強をし続けた結果、合格通知が届いたので、本当に嬉しかったです。前期が無理でも、後期で逆転できる可能性はあるので、チャンスがある限り受けたらいいと思います。
私がいつも前向きに頑張ることができたのは、周りの人たちの支えがあったからでした。精神的に辛かった時期には、友達や先生の一言にすごく励まされたこともありました。今だから言えるのかもしれませんが、絶対に負けたくないライバルがいたことも、私にとっては頑張るきっかけになっていた気がします。きっと自分独りでは受験は乗り越えられなかったと思います。とても感謝しています。
受験が近づくにつれ、不安や焦燥感に駆られることもあるかもしれませんが、ほどほどに息抜きをして心身を壊さないようにして頑張ってほしいです。毎日地道に努力していれば大丈夫。自信と不屈の精神を持って受験に挑んでください!

(個人情報の掲載に関しては本人の了解を得ています。)

「ボーダーマイナス20からの逆転」 竹本 幸美

合格大学 /大阪大学(外国語学部)・関西大学(法学部)

私はセンターの自己採点後、地獄を見ました。何十回も確かめました。ずっと頑張ってきたのに…。出願を諦めようと思いました。机の下にもぐって泣き続けました。茫然とした状態で学校にその旨を伝えに行きました。すると、担任の先生は「大丈夫だと思う!2次で勝負できるんだから!」学年主任の先生は「僕だったら出願するなあ…。」国語の先生は「国語得意だから二次で挽回できるね!」バスの運転手さんは「受験は長いからなあ、頑張りや!」
私は大切なことを忘れていました。両親をはじめ、いったいどれだけの人に支えてもらったのか。もちろん、二次対策の途中でセンターの結果を思い出しては何度もくじけそうになりました。そんな時は今迄自分がやってきたノートを見返したり、先生方の顔を思い浮かべて頑張りました。
受験は決して甘くはありません。思うようにいかないことも沢山あります。しかし、そんな時こそチャンスだと思って前に進んで下さい。私は一番結果の悪かった模試の成績票を机の前に貼って毎日必死に勉強しました。自習室は他のどの子よりも沢山利用するように心がけ、放課後は必ず先生に質問しに行きました。人一倍努力したと思っています。
合格通知を手にして、初富生として過ごしてきた日々を誇りに思います。初富には素晴らしい先生が沢山います。授業や定期テストは先生方が私たちのために一生懸命考えて下さったものばかりなので、それについて行けば間違いありません。私は塾や予備校には一切通いませんでした。初富は勉強が厳しいと言われますが、それほど良い環境が整っているということです。実際、入学当初私の偏差値は30台でした。無我夢中で頑張って下さい。合格の喜びは想像を絶するものです。
最後に、勉強は楽しむことが何より大切です。受験の為の勉強なんて存在しません。頑張って下さい。初富生の成功を心から祈っています。

(個人情報の掲載に関しては本人の了解を得ています。)

「合格体験記」 石丸 太一

合格大学 /島根大学(総合理工学部)

私は剣道部に入っていました。受験の話ではないのか?と思った人、まあ気長に聞いて下さいな。高校一年生の時、三年の先輩が抜けて二年の先輩ともいい勝負をしていた私は補欠。補欠かよ!って言うあなた、補欠に入るのも難しいんですよ。そうして、試合に出ることを目標に頑張って二年になった時、三年の先輩方が抜けていよいよチャンス到来。念願の初試合。あれ?おかしい、体動かへん。そう、緊張でした。頭は真っ白で視界はボンヤリ。学校で練習している時は、他のメンバーにも勝ったことが多いのに、試合になるとダメ。何度試合に出ても結果は満足のいかないものばかり。練習での成績は良くなってるのに…。それでも諦めず、皆で励まし合って頑張り続けました。そうして迎えた最後の試合。一回戦…あれ、勝っちゃった。我ながら瞬殺。2回戦…よし、終わった。これも速い速い。三回戦…次は手強い結構有名なチーム。いつもならこっちが瞬殺にされる。でもおかしい。俺戦ってる。まだ戦ってる。相手がよく見える。チームメイトの声が聞こえる。ピー。時間切れ。結果は引き分け。でも最高の気分。ちゃっかり楽しんでいる自分。
もう何を言いたいか分かっている人もいると思いますが、一応最後まで。私は私立入試を合計4回、国公立入試を1回受けました。もうほとんどの人がわかったと思います。最初に受けた私立入試。最初の10分間思考停止。頭は真っ白。試合と同じでした。それでも頑張り続けました。諦めたらそこで試合終了ですから(笑)。結果は、1勝4敗。でもいいんです。この1勝は5勝分に相当するので。最後の試合(入試)で緊張しなかったのは自信があったからです。模試や練習で出した良い結果でついた自信ではありません。自分で自覚できるほどの努力をしてできた自信です。あれだけしたから大丈夫。後は出し切るだけ。そういった自信が大事なのだと私は思いました。
最後に先生方の私の印象に残った言葉を。
・気持ちで勝て! by M先生
・準備してきたものを出すだけ。ないものは出ません。 by W先生

(個人情報の掲載に関しては本人の了解を得ています。)

「受験を通して学んだこと」 小林 良江

合格大学 /大阪教育大学(教育学部)・関西大学(社会安全学部)・甲南女子大学(看護リハビリ学部)

私は初芝富田林高校が第一志望の高校ではなかったのですが、今は初芝富田林高校に入学して本当に良かったと思います。
受験勉強は本当に大変で、精神的にも肉体的にもとてもつらかったです。けれど、最後まであきらめずに受験勉強を続けたことで、すごく成長することができたと思います。
私は高一の頃から苦手をためこんでいました。そのせいで、夏休みは自分の苦手分野の克服のためだけに時間をつかってしまいました。一年生の時から先生の言う通りに苦手をつぶしておけば良かったと何度も後悔しました。特に数学の苦手はなかなか克服できなくて大変でした。苦手を全て克服できた(自分なりに)のは9月に入ってからでした。それからは必死で過去問を解きました。けれど、模試の成績はなかなかあがらず、12月の最後の模試もボロボロで、国公立大学に行くのは無理だと半分あきらめかけていました。けれど、あきらめてしまうのは悔しくて冬休みはとにかくセンター対策を頑張りました。数学、物理、化学のセンター過去問を毎日解きました。数学はやればやるほど点数がのびました。けれど理科、特に物理は全然ダメで、センター試験の一週間前に解いた過去問ではまさかの10点台をとってしまい本当に泣きそうでした。けれど最後まであきらめずに前日まで過去問を解いた結果、本番では60点台をとることができました。そのおかげで国公立大学を受験することができました。また、2次対策も毎日学校に行って頑張りました。前期入試では失敗したと思い、終わったあとも後期入試対策として学校に毎日行きました。前期の発表当日は怖くて仕方がなかったですが、自分の受験番号を見つけた時はあきらめないで良かったと思い、生まれた初めて嬉し泣きをしました。受験を通して、あきらめずに努力し続ければ夢は叶うということを学ぶことができました。これから大変なことがたくさんあると思いますがあきらめずに頑張っていこうと思います。

(個人情報の掲載に関しては本人の了解を得ています。)

「これから頑張るあなたへ」 橋本 康樹

合格大学 /九州歯科大学(歯学部)・航空保安大学校

志望校を目指すうえで私が実践していたことを書いてみたいと思います。まず、一つ目は苦手科目の分析です。模試が返ってきたら、じっくりと成績と向き合って下さい。そして苦手分野の克服のため、一生懸命取り組んで下さい。苦手科目があるということは、裏を返せば成績を伸ばす最大のチャンスです。そのチャンスをものにして下さい。
二つ目は、勉強に妥協しないことです。中学、高校と上がるにつれて、課題やしなければならないことが格段に増えます。だからと言って、目のまえの勉強から逃げないで下さい。妥協しないで下さい。「この課題には意味があるのか?」と心配するそこのあなた。大丈夫、全部意味があります。それは私自身、様々な場面で身に沁みて感じました。頑張って下さい。目の前のこと一つ一つに立ち向かって行くあなたが、一番強いのです。
三つ目は、先生や仲間と助け合って受験を乗り越えることです。よく、「受験は個人戦だ」と言われますが、私はそうは思いません。受験は団体戦です。何せ、受験は体よりも精神的に疲れてきます。だからこそ、お互い切磋琢磨し、助け合うことが受験を乗り越えるコツだと思います。変に聞こえるかもしれませんが、仲間と一緒に受験を楽しんで下さい。自分が苦しい時は、仲間も苦しいのです。
これを読んで頂いて、もう気付いている方もいるのではないでしょうか。四つ目は、逆転の発想をする事です。例えば、「明日はテストなのに、ここまでしかできていない。」と考えるのではなく、「明日のテストに向けてここまでできた。」と考えるのです。こうすることで気分的に楽になり、自分が今持っている力を発揮しやすくなります。
最後に、自分の今の席次やクラスであきらめないこと。自分を信じて走っていれば、必ず夢は叶います。それでは頑張って下さい。大丈夫、あなたなら出来ます。頑張るあなたが一番強いのだから。

(個人情報の掲載に関しては本人の了解を得ています。)

「自分を信じる事がいかに大切か」 上谷 沙織

合格大学 /奈良県立医科大学(医学部)

長い受験生活の中で私を支えてくれたものには家族、先生、友達、そして自分自身があります。全部にとても感謝しています。でも今回は自分自身について書きます。
高3になればいかに自分のまわりに情報がいっぱいあるのかわかると思います。その中から自分に必要なものを自分の判断で選ぶ事がとても大事です。私は情報に惑わされ、参考書を買いあさり、塾の授業をとりまくりました。でも何をやっても上手くいかず眠る時間もなくなり最終的には受験しようという気力さえ失うほど疲れ果ててしまいました。一度気力を失うと立ち直るのにものすごく時間がかかります。どうか自分を信じて周りの情報に惑わされないようにして下さい。
自分を信じるというのは他人の意見を全く聞かないという意味ではありません。他人の意見をうのみにせず、自分流に噛み砕くという意味です。自分で決めた勉強方法があればどんな結果であれ冷静に自分の成績を見つめ直す事ができます。そして自分で解決法を導く事ができます。
受験生活の中でつらくなった時、くじけそうになった時にいつも助けてくれたのは「医者に絶対なりたい」という小学生の頃から抱いていた夢でした。後輩に言いたい事があればそれは自分の核となる大きな夢と強い意志を持つようにしてほしいという事です。いつ何時もそれを一番大事にしてほしいと思います。
最後に私の受験生活を支えて下さったすべての方に感謝します。ありがとうございました。

(個人情報の掲載に関しては本人の了解を得ています。)

トップへもどる
学校法人 大阪初芝学園 初芝富田林中学校高等学校
〒584-0058 
大阪府富田林市彼方1801番地 
[TEL] 0721-34-1010 [FAX] 0721-34-1090

Copyright (C) Hatsushiba Tondabayashi Junior & Senior High School All rights reserved.