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学校長より 臨時休校延長に伴うお願い(5/1)

2020年5月1日

中学校・高等学校 保護者の皆様

初芝橋本中学校高等学校
校 長 安田 悦司 

 

臨時休校延長に伴うお願い

 

 晩春の候、保護者の皆様には益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。また、日頃より本校教育に多大なご尽力を賜りまして厚くお礼申し上げます。

 さて、新型コロナウイルス感染拡大防止のための国からの緊急事態宣言を受け、5月6日(水)まで学校を臨時休校としておりましたが、いまだ感染拡大の収束の見通しが立たない中、先般、大阪府から5月10日(日)まで大阪の学校に対して臨時休校延長の方針が出されました。これは国の判断を待つ間の措置と思われます。また和歌山県では5月末日までの臨時休校の発表が出されました。それらを受け、本校におきましても5月6日(水)までの臨時休校を5月末日まで延長させていただきたいと思います。

 

 この間、お子様には不要不急の外出をさけていただき、ご家庭で過ごしていただいておりました。本校では臨時休校中の学力保障のため、一日3時間を目安とした課題と、その課題の勘所を説明した教員のビデオ配信を行ってまいりました。オンライン授業に関しましては全校体制で実施できている学校は少なく本校の手作りの素早い対応は生徒の皆さんにも有益なものであったのではと自負しております。ただ一方で、目新しさのため視聴学習していた前半に比べ、後半は慣れからか視聴されていないということもあり、オンライン授業の弱点も見えてまいりました。学校再開後の授業が滞りなく展開されるためにも、ぜひともご家庭に置かれましては、お子様がオンライン学習に積極的に取り組むよう再度のご助言をいただければ幸いです。

 

 5月7日(木)から5月10日(日)までに関しましては、課題配信のみとしビデオ配信は一旦休憩させていただきます。その後5月11日(月)から5月末日までは今まで通り午前中3時間分の課題とそれに伴うオンライン授業配信を再開したいと思っております。また、臨時休校期間が今までの期間と合わせますと大幅に長くなることも勘案いたしまして、午前中3時間の「基礎基本の定着」に加え、午後おおよそ3時間分で「実力の付く学習量の確保」を目指した新たな取り組みをはじめさせていただきます。内容的には、双方向型オンライン授業・質および量を考慮した課題設定・読書課題の設定・レポート課題などを準備しております。

 

 これまでと同様、この休校期間がお子様が生活を見直す一つの契機となるようご協力いただければと思います。「自宅学習の大切さを理解し」、「規則正しい生活習慣を整え」、「体調を含めた自己管理を怠らず」、「家族との語らいと家庭での役割分担を果たす」など、お子様の休校期間の過ごし方が学力定着とスムーズな学校再開につながると考えております。

 

 引き続き学校とご家庭が一緒になってお子様の成長につながるよう協力していければと考えておりますのでよろしく願いいたします。



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