学校生活

【はつとんWeekly】 数学科より(1)

 中学2年生では1次関数について学んできました。そのまとめとして、1次関数を用いた作問にチャレンジしました。題材は教科書を参考にして数量などを変えて作問をするか、身の回りの生活の中から数量を見つけ作問をする2タイプの指示をしました。教科書や問題集をじっくり眺めて問題をイメージする生徒や、タブレットを用いて身の回りの生活から問題が作れないか熱心に調べる生徒など、集中して取り組んでくれました。作問ができると次は解答作りです。相手に詳しく説明できるように、解答を作るように指示をしました。その後、グループに分かれてそれぞれが作った問題を解き、作問者に解説をしてもらいました。グループ内からはなぜそのように解くのかなどの質問が出たり、完成度の高い問題には「すごい!!」と感想が出たり、とても盛り上がりました。

WIN_20220601_13_38_58_Pro.jpg

 この作問活動を行った目的は、一つは、1次関数の性質や特徴の理解を深めるためです。問題を作るとき、1次関数の性質や特徴を理解しておく必要があり、何が理解できていないかを気付かせることに繋がると考えました。もう一つは、グループワークで問題を解かせることで、数学の学習を楽しんで取り組むことができ、積極的な学習活動に繋がるからです。その結果、質問も出やすく、普段聞けない内容でも生徒同士なら気軽に聞くことが出来ます。また、相手に伝わるように説明することで、1次関数の内容が整理され、より一層学習内容を定着させることが出来ると考えています。生徒達からも、「グループワークはとても楽しかった」、「問題作りは難しいけど新鮮で、このような学習方法も良いな」との感想がありました。ひき続きこの取り組みを行い、学習効果を高めていきたいです。

WIN_20220531_12_20_05_Pro (2).jpg WIN_20220601_13_39_55_Pro.jpg

最新トピックスへ
お知らせ
変わるはつとんCHANGE 詳しくはこちら