学校生活

【はつとんWeekly】 理科より(1)

 中学3年生では、理科2の生物分野の授業の締めくくりとして、「地球カレンダー」をつくろう!という取り組みを行っています(まさに、今制作中です)。これまでばらばらに学習してきた生物の特徴や分類、生物を構成する細胞や生殖方法などを一つにつなぐ学習です、さらには、地球誕生から46億年というスケールの大きさや、その中でヒトの誕生がいかに最近の出来事であるか、というように理科で学んだ事をマクロな視点で見ることができるようになります。

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 各クラス4人程度のグループに分かれ、まずは、タブレットを用いて地球誕生から現在までどのような出来事があったのかを調べます。それをエクセルの関数を使って、カレンダー上では何月何日何時何分何秒の出来事なのかを計算します。そのようにして得た日付を、各班好きなようにレイアウトして模造紙に書き込みます。46億年の間に起こったターニングポイントとなった出来事を記入し、1年のカレンダーとなっている班、「鳥」や「恐竜」、「魚」など、何かに着目してその部分だけをピックアップして書き込んでいる班など、班ごとに個性が見られます。

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 初芝富田林では、今回の取り組みのように、教科書に載っていることをただ表面的に学習するだけではなく、その理由や背景、その後どのようにいかされているのか等、学習内容の本質を捉えることを重視しています。さらに、客観的かつ広い視点を持つことで、自然科学全体を捉えることができるよう、3年または6年の授業を展開しています。現役の皆さんはもちろんのこと、これから入学を考えておられる方は、ぜひオープンスクールの体験授業などでその一端を感じてもらえれば、と思います。

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