学校生活

【はつとんWeekly】 教頭より(2)

 12月は陰暦で師走(しわす)といって、師匠であるお坊さんがお経をあげるために東へ西へと忙しく走り回ることを意味すると言われています。初富の12月もまた忙しく動いています。先日、期末考査が終了しました。23日の終業式までの間に、高校2年生はビブリオバトル、高校2年3組はEnglish Camp、高校1・2年生は午前中授業の午後から三日間の球技大会があり、中1・2は社会の第一線で働いている卒業生に方からお話を伺う会、中3は実力テスト、中学全体では百人一首大会と、あちらこちらの学年で行事があります。また、高校3年生は共通テストまで一か月を切り、本番に向けて追い込みです。

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 これらの行事はそれぞれの学年の生徒の人間力や学力の伸長を目指し、様々な意図や教育効果を見込んで計画されています。来年3月には延期されていた中学3年生のアメリカへの海外研修や、高12年生の希望者によるオックスフード大学短期留学も催行されることになっており、with コロナの学生生活は安全を確保しつつも充実しそうです。

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 それではある日の初富の放課後はどんな様子なのか、校内を回ってみました。テスト期間はSTOPしていたクラブ活動が始まって、体育館やグランドでは活発に部活動が行われています。はつとん講座も再開です。有名予備校の先生の授業や、教科担当の先生の講座もあります。かと思えば、自習室で自習をしている人もいて、職員室に質問に来る人、自分の教室で教え合いながら勉強している人もいます。もちろん、家に帰って趣味の時間を楽しんだり、習い事にいそしむ人もいるでしょう。はつとんでは、一人一人が自分の放課後の学校生活を自ら選択して過ごすことができます。

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 中学校・高校の6年間は多感な時期と言われます。はつとんで、たくさんの友人や先輩後輩・先生と出会い、様々な体験や学びを積み重ね、なるべく「多」く「感」じて欲しいと思います。どれだけ多くのことを考え学び感じ、身に着けるのか。それは自分が「どんな人間として生きるのか」という問題と直結しています。何を選びどう生きるか、を定めていくためには、表面的には美しくても中身のないものと、中身を理解するのに苦労するけれど自分自身の血肉になり得るものを見極めねばなりません。はつとんでの学生生活を通して「本質を問い、本質を見極める力を養う」ことで、理想の自分に一歩ずつ近づいてください。 切に願っています。

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