学校生活

【高2】人権映画鑑賞

初芝富田林では中高とも、各学年で学期に1回行われている人権学習ですが、高校2年生の3学期2/15(水)に実施、「ドリーム」(アメリカ、2016年)という史実を基に制作された映画を鑑賞しました。

1960年初頭のアメリカは未だに人種差別・女性差別が横行しており、それは宇宙開発においてソ連(当時)としのぎを削っていたNASAも例外ではありませんでした。この映画は、まだコンピューターのなかった時代、NASAの「マーキュリー計画(有人宇宙飛行計画)」を実現するため、差別や偏見と闘いながら、「計算手(数学者)」として活躍した3人の黒人女性たちの姿を、史実に基づいて描いたものです。

約2時間余りの映画でしたが、生徒は最後まで集中して鑑賞していました。

その後はタブレットClassi ポートフォリオ)を使い、振り返りをしました。そこからは、「黒人女性が自分の実力で信頼を得ていく姿がかっこよかった」「自らの差別や偏見に気づいた上司が白人専用トイレを壊した姿が痛快だった」「差別や偏見はあってはならない」など、黒人女性が自分の実力を認められていった反面、それを阻害するような差別や偏見に対しての怒りが感じられました。

この映画鑑賞を通して、差別や偏見が起こる背景の理解にとどまらず、実際に差別や偏見がない世の中にしていくためにはどうしたらよいのかという、「次は自分がどう行動すべきか」という意識につながってほしいと思います。そは、来年度迎える新成人→社会人としてきっと必要な意識はずですから。

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