学校生活

【はつとんWeekly】 理科より(3)

 本校は、「本質を問い、本質を見極める力を養う」ことを目標としています。理科の授業においても、ただ暗記をするだけではなく、「なぜそうなるのか」を考えたり「結果どうなるのか」を自分がもっている知識を活用して考えたりと、自然科学の本質に迫ることができるよう日々の授業を展開しています。

 実際に本質を問うことができるようなるには、その学問に対する興味や関心が不可欠です。小さな子供が、ものすごく考古学に詳しかったり、様々な駅のことを知っていたりと、まさに「好きこそものの上手なれ」、の言葉の通り、大人顔負けのことができる子どもを見かけることがあります。しかし、皆さんにどのような潜在能力があり、どの分野に対して興味をもつのかは、実際にその分野に触れてみるまでわかりません。

 そこで、本校の理科では、いろいろな分野に興味や関心がもてるよう様々な取り組みを行っています。その一部をご紹介します。

kobutsu.jpg① 鉱物店inはつとん(図書館とのコラボ企画)
 図書館に様々な種類の鉱物を展示しています。さらには地学を専門としていた宮沢賢治の作品をピックアップしています。また、ただ「鉱物きれい」で終わることがないよう、鉱物の簡単な解説が書いてある用紙をプレゼントしています。

② プログラミング体験
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 本校では生徒一人につき一台タブレットを購入してもらっています。中学1年生で、理科1の内容を一通り終えたあと、復習も兼ねてプログラミングの学習を行いました。GoogleのColaboratoryというWebアプリを用いてPythonの実行ができます。この日は密度を求めるプログラムを作成し,その密度から水に浮くのか沈むのかを判断するプログラムを作成しました。

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 理科で学習した内容にプログラミングをプラスして、より多分野への興味や関心を引き出せるようにしています。

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