学校生活

【中3】修学旅行の振り返り

修学旅行の振り返り

さっそく提出してくれた数名の文を紹介します。原文そのままのため誤字脱字等あればご了承ください。

私が沖縄で感じたことは、自然の綺麗なこと、戦争のこと、人の繋がりです。 まず、自然の綺麗さについてです。海はもちろん、私たちが訪れた石垣島のマングローブや、サンゴです。星の砂という、微生物の死骸ですが、綺麗なものもあり、循環しているのかなと思いました。サンゴは海の生き物の住処になっているのは、なんとなく知っていましたが、25%もその恩恵を受けているのは初めて知りましたし、サンゴがなくなってしまえば、海の生き物が危険にさらされてしまうことも、今回の研修でしっかり知ることができました。 戦争のことについては、最終日のタクシー研修で学んだことです。 戦争については、社会の授業で昭和時代の流れの一つとして、学ぶ機会しかなかったのですが、今回同行していただいた大学生が連れて行ってくれた場所が、アメリカ軍が最初に上陸した場所でした。そこにあった歌の石碑がとても心に刺さりました。明るい曲調なのに、歌詞が重く、歌詞の内容は、まさかの自分を皮肉ったものでした。今回の大学生さんたちは、有名なところよりローカルなところに連れて行ってくれ、色々な沖縄を知ることができました。 人の繋がりは、上記の大学生に関することなのですが、大学生さんたちは、本当に知り合いが多く、島の人たちも、その人たちと話すだけで笑顔が浮かんでいました。私たちも、最初は大学生さんたちと上手くやれるかどうか不安でしたが、とてもフレンドリーで、優しく、沖縄についていろんなことを教えてくれました。 今回の旅行で訪れた場所は、みんな優しくて、とても楽しかったです。 初めてやるカヌー、シュノーケリング、陶芸教室。優しく教えてくれたり、話しかけてくれたりと、良い経験ばかりできました。 海外が楽しい旨や、おもしろい等、LINEなどで教えてくれる友達もいましたが、沖縄を選んで本当に良かったと思います。私が住んでいる日本は本当に素晴らしい国だと思いました。(Sさん)

わたしが沖縄へ行って、まず初めに感じたことは海がとても青くて透き通っているということでした。初め私はこの理由を海に浮かんでいるゴミが少ないからだと思っていました。たしかに海に浮かんでいるゴミの量はかなり少量でした。しかし、実際には沖縄にもかなりのゴミがありました。これを知ったのはSDGsの学習でサンゴの減少についての話を聞いているときでした。私たちにサンゴについて教えてくれていた先生によると、海に流れ出たマイクロプラスチックなどのゴミはサンゴの減少の原因の一つになっているそうです。私はこれを聞いた時どこも同じだなと感じました。大阪の海は大阪に住んでいる自分が言うのもなんですが濁っていてそこも見えません。実はこれはゴミだけが原因ではないそうですが(最終日に乗ったタクシーで一緒だった大学生の方に底が見えないのは栄養が多くてプランクトンがたくさんいるからだと教えてもらいました。ちなみに沖縄の海が透き通っているのは栄養が少ないからだそうです。)ゴミの多さもその原因の一つでしょう。私はこの話を聞いて場所などは関係なく全ての場所でゴミを減らす努力をしなければならないのだなと感じました。もう一つこの沖縄への修学旅行で感じたことは沖縄の人のあたたかさです。少し話は変わりますが私は最近、近所の人がよそよそしいなと感じることが多くなりました。犯罪も増えてるので仕方のないことなのは分かりますが、私がまだ6歳か7歳ぐらいの頃みたいに私が学校から帰ってきたのをみてお帰りなどとは言ってくれなくなりました。私は沖縄でこの頃感じていた人のあたたかさというものを思い出しました。最終日にタクシーで一緒だった大学生の方から聞いた話では沖縄の人は一度話しかけるとずっと話続けるとおっしゃっていました。私はこの話を聞いた時、大阪にいるおばちゃんたちに似ているなと思いました。私はこの沖縄への修学旅行で様々な体験をしました。飛行機に乗るのは初めてだったし、沖縄の料理は大阪のものと違っていてとても新鮮に感じました。とても面白く楽しかったです。(Yさん)

今回の修学旅行で私が一番印象に残ったのは、ミンサー織りについてでした。シュノーケリングに行く人の方が多く、ミンサー織りに行く人は全体の3分の1ほどでしたが私はミンサー織りに行ってよかったと思っています。ミンサー織りは五と四の正方形でできた模様に、いつの世までも末永く幸せにという意味が込められているということを聞きました。この話を聞いてから沖縄をよく見ていると、建物や地面などに五と四の正方形の模様がかかれているところを何個も見つけました。このことから沖縄の人はミンサー織りの文化を残していくのを大切にしているのだなと思いました。他にはタクシー研修で楚辺区公民館に連れていってもらったことが印象に残っています。エイサーという沖縄の伝統の踊りの動画を見せてもらったり、戦争について話してもらったりしました。沖縄のガイドをしてくれた大学生二人は、戦争について少しでも知ってくれたらいいなと私たちに言っていました。私は現地の人の話を聞いて、こんなにも自分たちの地元の歴史を考えているのはすごいことだなと思いました。沖縄では六月二十三日は慰霊の日と呼ばれていて学校や仕事が休みになるのだそうです。慰霊の日は戦争で死んでしまった人のことを追悼する日だそうです。他にも艦砲の喰い残しという歌が刻まれた歌碑も見せてくれました。歌の内容は重くてつらい内容だったけど戦争についてどう思っていたかがよくわかるような内容の歌でした。私は慰霊の日も歌碑のことも全く知らなかったので少し勉強になった気がしました。沖縄の人は米軍の人と仲が悪いのかなと思っていたけど全然そんなことはないそうです。米軍で働く日本人の人もいるのだそうです。大学生の二人は戦争についての問題は誰にも正解はわからないから、このままみんなで一緒に考えていきたいと言っていました。沖縄では小さい頃から戦争について教えられるそうで、私もまずは知ってから、しっかり考えていきたいなと思います。(Sさん)

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