学校生活

はつとんWeekly 英語①

様々な教科の中で英語は少し特殊な教科ではないでしょうか。少なくとも私はそのように感じています。Reading, Listening, Writing, Speakingなどの複数のスキルを勉強していく科目です。どのようなスキルを使用して英語を翻訳して読解していくのか。母国語を日本語として生活している私達にとって、特にListeningとSpeakingは難易度の高いスキルであると思います。

自分の耳で聞いた内容が本当に合っているのか、自分が話したい英語の文法は本当に合っているのか。色々な不安が理由でListeningとSpeakingの能力を向上させるのは難しいと思います。しかし、不安に思っているのは皆さん同じです。上記でも書いたように、私たちのほとんどの母国語は日本語です。つまり全員のスタートラインは同じだと言うことです。タブレットなどのICT技術を使い自分なりのペースで英語の4技能を伸ばして行きましょう。

 "特別な支援が必要な子どもたちも含め、一人ひとりの理解状況や能力、適性に合わせて個別に最適化された学びを行う"と言われている「個別最適化学習」にのっとりICT技術の1つであるタブレットを使用した授業を展開しています。教員が授業支援・学習活動支援ソフトのSKYMENUを通して生徒個人にListening教材の音源を配布し、生徒はタブレットから流れる音源を何度も聞きながらListeningの作業を行っています。個人でListening作業を行うため、分からない所は巻き戻して聞くことができ、流れてくる音源のスピードが速い場合は速度を落としてじっくり聞くことができます。タブレットを利用した聞き取りの授業では自分のペースで着実に苦手な箇所を解消できる授業となっています。また、Speaking能力を向上させるステップの一貫としてWORD COUNTER PAPERを利用しています。WORD COUNTER PAPERとは決められた時間の中で自分がどのぐらいの量の英語を読むことができるかをペアで記録し、目視的に成長を感じられるような活動作業の1つです。

 「英語を聞いて理解できる」・「英語で話したいことを話すことができる」「英語の文章を読むことができる」・「英語で書きたいことを書くことができる」4技能のレベルを等しく伸ばすには日々の積み重ねの努力が必要とされます。近年の大学入試ではリスニングを重視する傾向があります。その対策の一貫としても授業を行っていますが、生徒の皆さんが少しでも英語という存在を好きになってもらえたら幸いです。

授業風景:リスニング作業.jpg教  材:WORD COUNTER SHEET.jpg

 

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