学校生活

【対話型論証を用いた授業力向上プロジェクト①】国語科研究授業

初芝富田林中学校高等学校では、京都大学の松下佳代教授のご指導の下、「対話型論証」という手法を用いた授業を5教科で実践し、全教員の授業力向上と、生徒の論理的思考力を養う取り組みを行っています。

12月13日には、国語科池田教諭による中学3年生・国語の研究授業が行われました。松尾芭蕉「おくのほそ道」中の句を3つ比較しながら、芭蕉の価値観はどのようなものか、三角ロジックを用いながら考え、グループごとに発表しました。「この句はこのように解釈するのだ」と教え込まれるのではなく、生徒たちがそれぞれに自分たちの意見を述べることで、そのようなとらえ方もあるのだと感じることができました。

授業後は、教員による研究討議が行われ、「思考を深める問いがなされていたか」「対話型論証が効率的に取り入れられていたか」「自分の教科や学年で取り入れられることはあったか」などについて、教科や学年を跨いで多くの教員が議論を交わしました。

初芝富田林では、2年間をかけて、この「対話型論証」のメソッドを全教員に浸透させ、更にレベルの高い授業を展開していく予定です。次回は2月29日に英語科の研究授業が行われます。

IMG_5021.JPG IMG_5022.JPG

IMG_5025.JPG IMG_5030.JPG

最新トピックスへ
お知らせ
変わるはつとんCHANGE 詳しくはこちら