学校生活

教員リーダー研修を実施しました

3月5日(火)大阪教育大学 副学長 藤井睦子教授をお招きし「新型コロナ対応の教訓・みらい教育に向けて求められること」というタイトルで講演をしていただきました。

藤井先生は、大阪府健康医療部の部長として、新型コロナウイルス感染症対策「大阪モデル」の指揮を執られた方で、現在は大阪府を退職され、大阪教育大学 副学長(未来教育共創戦略担当)として健康安全教育系の教授をされています。

当時を振り返り、新型コロナウイルス対策はまさにVUCA(Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)、目まぐるしく変転する予測困難な状況)であり、その未知の感染症に対して、行政・医療・社会がどのように対応し、その経験から何を得たかという内容でした。

組織(チーム)で取り組む大切さ、組織にはリーダーとは異なるマネジメントの役割をする者が必要。当時はコロナ対応の推進力を維持しながら、次の波に備えなければならなかった。そのために意識していたことは、情報共有、フラットな議論、迅速な判断と行動であり、組織として、OODAループ(意思決定(Decide)、観察(Observe)、情勢判断(Orient)、行動(Act))が大切である。また、リスク時に活きる力として、目的意識・使命感を持ち続ける力。自分で考え、行動する力。チームで動ける力。軌道修正できる力。を挙げておられました。

講演の途中では、当時の学校現場ではどうであったのかを教員に問いかけて意見交換をする場面もあり、とても有意義な研修となりました。

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