学校生活
【高校】滋賀医科大学見学会
9月24日、高校1~3年生の医学や看護学を目指す希望者を対象に、滋賀医科大見学会が行われました。
最初に副学長よりご挨拶をいただいた後、医学看護学教育センター教授より「医療人に求められる資質」という題で講義をしていただきました。医療に関わる人として大切な「利他」という考えについて教えていただいただけでなく、「なぜ医療人を目指そうと思ったか」「どのような医療人になりたいか」など、付箋を使って考えを引き出し、発表するという取り組みも行っていただきました。医療人を目指していくにあたって心に留めておかなければならないことについて学んだだけでなく、具体的な目標を設定し、そこと今の自分の距離をはかって努力していくといった、今後の勉強に活かせることもたくさん教えていただきました。
昼食後には施設見学を行いました。メディカルミュージアムでは、人骨や臓器、医療機器といった多くの展示物に触れさせていただきました。実験実習センターでは、様々な顕微鏡の操作をさせていただきました。その後は図書館ツアーもしていただき、普段見ることができないものを沢山体験させていただきました。
その後は、医学科と看護科に分かれ講義をしていただきました。医学科では、手術の写真を見せていただいたり、手術用糸で縫合の練習をさせていただいたりしました。看護科では、看護師として一番大切な「心」について教えていただきました。
国公立大学の医学部との高大連携はなかなかできるものではなく、参加した皆さんにとっては、進路を考える上でとても貴重な経験になったようです!