6月18日(火)、フェニーチェ堺において、本校教育後援会のもと、鬼丸昌也先生をお招きしての講演会が実施されました。
鬼丸先生は、立命館大学在学中に、地雷被害の現状を伝えるべくNPO法人「テラ・ルネッサンス」を設立し、地雷や子ども兵などを中心に平和貢献を行っています。また、講演にとどまらず、『平和をつくるを仕事にする』など多数の著作も手掛けられています。
今回は、鬼丸先生より、先生の経験をもとに、世界平和のために、「今の自分に何ができるか」という観点を伝えていただきました。
生徒たちにとって、日々の総合学習で学んできた、世界の不条理についてより理解を深められるととともに、その不条理を作り出している「先進国に住む私たち」という当事者意識を考えさせられる時間となりました。具体的に、「エシカル消費」など、貢献のやり方について学べました。
また、先生の体験から、「私たちは微力だが無力でない」、「世界には希望はあるが、それは見つける意識がないと見つからない」、「人はいつでも変わることができる」など、生徒たちの心に響くとともに考えさせられる様々な言葉を実例とともにいただきました。
質疑応答では、多くの声があがり、皆で学べる機会となりました。
今回のことが、良いきっかけとなって、幅広い視野をもって世界への意識を構築して欲しいと思います。