『こんなに思っていただいたのは、はじめての経験で感謝です。』
本校に赴任して、3年目を迎えました。
引き続き、コロナ禍での学校運営となりましたが、生徒のみなさんにはできる限りの活動ができるようにと考えてきました。でも、難しい判断をしないとならないときもありました。自分を大切にして、周りの人を思いやる行動をしていきましょう。
4月6日には入学式をフェニーチェ堺にて行うことができ、中学で139名、高校で395名の新入生を迎えることができました。本当にうれしいことに、たくさんの新入生を迎えられたました。気が引き締まる思いです。この期待に応えられる学校でありたいと心から感じました。一緒にすてきな学校を作っていきましょう。
さて、少し前のことになりますが、初芝立命館高等学校の卒業の日の朝、南海高野線の北野田駅長 佐藤様よりメールをいただきました。「学校で式を予定されていると認識していましたので、北野田駅にてお祝いのメッセージを駅に掲示しました。また、学校に戻ってきたときに、卒業生のみなさんに見ていただければ。」そこには、手作りメッセージボード。私はフェニーチェ堺に向かう途中でメールを見ましたが、このようなお気持ちをいただき、感謝しかありませんでした。
この後の、本校の教職員の対応はほんとうにすばらしい。せっかくなのでと、北野田駅までメッセージボード(ちょっと大きなものです。よろしければ本校HPで御覧ください。)を引受に行ってくれました。すごい。
北野田駅やその周辺のお店のみなさんの気持ちを込めたメッセージボード、卒業式に間に合うように式場まで運んでくれました。間に合いました。
そこには、以下のように書かれていました。
「コロナ禍でいろいろな制約があった学生生活だと思いますが、これからの時間が明るく有意義なものとなることを願っております。そして、いつか北野田に来ていただけることも」
このボードについては、式内でもご紹介させていただきました。閉式後の保護者のみなさまには、たくさんの記念の写真を撮っていただきました。すごい。
ご迷惑をおかけしたことも多々あったと思います。そして、毎日、本校生徒がお世話になっています。生徒たちの門出を、お忙しい業務の中でボードを作っていただきましたこと、ほんとうにほんとうに感謝しています。ありがとうございます。
いつか、卒業生はこの出来事に感謝しつつ、本校に戻ってきてくれることでしょう。 すばらしい卒業式でした。そして、大切な入学生を迎えることができました。 たくさんの方に感謝し、「新しい教育」を展開していきます。今後とも、変わらぬご支援のほど、よろしくお願いいたします。
2022年度、初芝立命館のスタートです。