文部科学省が主催する

トビタテ！留学JAPANプログラムに選ばれ、

現在、カナダのビクトリアに留学中の高校2年生　堀田　紬さんより

留学レポートが届きましたので、掲載します。

　私の将来の夢は、日本で自転車競技を盛んにすることです。そのためにはロードバイクを身近に感じてもらうことが一番の近道だと考えました。
　日本では自転車競技はマイナーなスポーツですが、カナダではサッカーよりもメジャーなスポーツです。またスポーツとしてだけでなく、移動手段としてもロードバイクがすごく普及しています。
今、留学で滞在しているビクトリアは自転車に配慮された街づくりになっています。
　今回留学に来たのは、実際に自分の目で自転車と車の安全な共存ができる工夫を見たり、自転車専用路を走って、日本で移動手段としてのロードバイク普及率を上げる方法を自分で見つけたかったからです。
　今、私は平日、8時から15時半まで語学学校に通っています。学校のすぐ近くに美味しいドーナツ屋さんがあるので、週に1度休み時間に友達と買いに行きます。17時に帰宅し、17時半から20時まで約2時間半自転車に乗ります。サマータイム中なので21時から日が落ちるので、安全に走れます。
　20時に帰宅し、夜ご飯やお風呂を済ませます。ホストファミリーと今日あった出来事をシェアしたり週末の予定について話します。
　21時半から語学学校の宿題をします。分からない問題は2つ上のホストブラザーが教えてくれます。宿題に1時間程時間がかかるので、宿題が終了した22時半頃から家族と少し電話をして23時に就寝です。
　今日でビクトリアに来て4週間が経ちました。正直に言うと、1日中ずっと楽しかったり幸せで過ごせることはなくて、何かしらの不安や寂しさを感じながら過ごしています。バスの中で突然涙が止まらなくなることも1週間に2回はあります。
　それでも初めて出会った私に優しく接してくれる学校の先生や友達、ホームステイファミリー、ご近所さん、ビクトリアの街の方に支えてもらいながら頑張ってます。
　留学前から掲げている「強いメンタルを手に入れて、ポジティブ思考になる！」という目標はまだ達成できていません。でも自分の中で、考え方や物事の捉え方が変わってきたと感じられる部分もあります。
　この目標も帰国の時には必ず達成します！
　帰国まであと３週間。残りの長い様で短い期間を後悔のしないように、毎日大切に過ごしていきます。