12月12日(火)、フェニーチェ堺において、本校教育後援会の援助のもと、中島さち子先生をお招きしての講演会が実施されました。
中島先生は、数学者(女性初の数学オリンピック金メダリスト)・ジャズピアニスト・教育者として活動されており、特に教育分野ではSTEAM教育に力をいれています。また、大阪・関西万博テーマ事業プロデューサーとしても活動をされています。
今回は、中島先生より、先生の経験をもとに、『好き』を追究することの大切さや他者との対話の大切さ、協働作業による、新たな『創造』など、多岐にわたる学びにむけての機会をいただきました。また、2025年の大阪・関西万博に向けてのお話も、当事者の観点からテーマについて、教えていただきました。生徒たちは、話を聞く中で、『知識の再構築』を行いました。
また、ジャズピアニストでもある中島先生は、STEAMの体感的な意味合いもこめて、演奏も披露してくださいました。セネガル出身のパーカニストであるアブライ・ンジャイ・ローズさんも、民族楽器 を利用してセッションに参加してくださいました。臨場感あふれる演奏と即興性に生徒たちからも感動を覚えました。
質疑応答では、多くの声があがるとともに、講演終了後にも残って、中島先生へ質問を投げかける生徒もいました。
今回のことが、良いきっかけとなって、次の進路に向けて広い視野をもって邁進して欲しいです。
中島先生らとともに、クラゲポーズ(中島先生の万博でのパビリオンテーマ)