NEWS

【高校1年生】総合的な探究の時間 - アイディア・ミーティング

11/30(火)5限目、高校1年生立命館コースにて、アイディア・ミーティングを行いました。高校1年生では、2学期より総合の時間に探究学習を行っています。コースごとに違うテーマについて扱い、そのなかで立命館コースでは、企業(堺市役所・JA堺4Hクラブ・(株)SnailTrack)に来ていただき、企業の取り組みと質疑応答を行っていただきました。


堺市からは環境整備課の西、3氏にお越しいただき、「食品ロスの現状と、堺市の食品ロス削減への取り組み」をテーマにお話しいただきました。お話の要点は以下の通りです。

・日本では食品ロスが年間約600万トンも出ており、その半数は家庭から出ている。

・堺市は、食品ロス削減に向けての取り組みをすでに数多く実施している。

(「食べきり協力店」登録、「手前どり」の推奨、「広報さかい」での啓発など)

・堺市のごみ排出量は、2019年で約30万トンに及び、処理にかかる費用は約80億円。

・ゴミの埋め立て処分場は、2032年度末で埋め立て満了。市民一人ひとりが、ゴミの減量に取り組む必要がある。

・その手段は、丁寧なゴミの分別、こまめな買い物で食材廃棄を減らす、消費期限を確認できるような保存方法の工夫、冷蔵庫や冷凍庫を上手に活用した食材保存などが挙げられる。

生徒にとっては、「食品ロス」が喫緊の課題であることを再認識する、また今後の「探究」の時間でさらに見識を深めていく、大変良い機会となりました。

RE01.jpgRE02.jpgRE03.jpgRE04.jpg

また、(株)SnailTrackの代表者の方からお話を聞きました。SnailTrackは大阪の東淀川区で、新聞配達所の経営の傍ら、「いえサポ」や「しゅくだいカフェ」などの活動をされています。今回の講演では、このような活動に至るまでの過程とその意義についてお話しくださいました。また、残った時間では、生徒の意見を聞いてくださいました。

RE11.jpgRE12.jpgRE13.jpg


堺市で行われている農業について、堺4Hクラブ、JA堺から講師を招き講演をしていただきました。堺市の農産物のことや、生産者さんの栽培から出荷に至るまでの苦労や工夫などお話いただいた後、フードロスの取り組みとして開発された"玉ねぎスープ"の試飲をさせていただきました。"美味しい!温かい!"と玉ねぎスープにほっこりしながらの質疑応答タイムとなりました。

RE21.jpgRE22.jpgRE23.jpgRE24.jpg

一覧に戻る