N.Oさん

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「時間の使い方」

時間は世界中の人たちが平等に与えられています。その時間をどう過ごすかは自分次第です。日本では、多くの高校生は、学校に通い勉強を中心に取り組み毎日を過ごしています。私自身もそうでした。カナダに留学して気づいたことは、自分のやりたいことに軸を置いて過ごしている子供が多いということです。私の周りには、学校での勉強に固執せず、家で通信学習をする子が数多くいます。その代わりに、習い事など関心のある事に熱中するなど、勉強以外のことに重点を置いた生活を送るケースも普通にあるのです。ある子は、学校でいい成績を取り続けたことで３年も飛び級して、すでに１６歳で仕事をしています。またある子は、高校を卒業して大学に入る前の１年間、世界一周旅行に行き、見聞を広げる経験をしています。カナダに来て、自分の時間を有効活用し、周りの人に流されない生き方をする人々に尊敬しました。良い意味で、今を全力で楽しむことを大切にしているなと感じました。

以前に、「幼い時、一日は短く、一年は長く感じるが、年齢を重ねるにつれ、一年は短く、一日は長いと感じるようになる」ということを耳にしたことがあります。充実した人生を送るためには、新しい経験の数を増やし、新鮮な気持ちを体感することが、平等である時間の経過を長く感じることにつながると思います。

カナダ留学では、日本では得られない様々な経験と新しい体験が得られていることを実感しています。