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土曜講座・法教育プログラㇺ「模擬裁判」「法廷傍聴」

本校は、中学校・高等学校において、キャリアデザイン力や課題研究・探究力、教科学力の育成を目的に校種・学年・クラスの枠をなくし、生徒個々に応じた土曜講座を開講しています。

今回は、大阪弁護士会の支援を受けて実施している高校土曜講座「法教育プログラム」について報告します。

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昨年末の2回にわたり、大阪弁護士会館・大阪高等裁判所において「模擬裁判」「裁判傍聴」を実施しました。

模擬裁判において、弁護士の方に裁判官・弁護士・検察官役を担当していただき、ある刑事事件の審理を通じて、事実・根拠を基に論理的に証明することの大切さ、無罪推定の原則を学びました。最後の判決では、生徒たちが裁判員役を担い、前述内容を基に被告人(教頭)に無罪を言い渡しました。

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模擬裁判を経験した後日、大阪高等裁判所において刑事裁判の傍聴を行いました。実際に腰縄・手錠を伴った被告人の方の入廷や審理・判決までを見学することができました。ある裁判の終了後、裁判官と検察官の方が残ってくださり、本校生徒へ質疑応答の機会を作ってくださいました。その中で、裁判とは、審理・判決だけでなく、裁判官・弁護士・検察官のそれぞれの立場で、被告人の方の立ち直りを考える場と仰ったのが印象に残りました。

今後、210日〔土〕に大阪弁護士会館で行われる「人権フェスタ」への参加や、刑事裁判における人権問題について考察し、生徒の考えを発信していきます。

※下記は、法廷傍聴後に大阪弁護士会館で行われた、弁護士の方との振り返り会の画像です。

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