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【高校】土曜講座「法教育プログラム ~入廷時腰縄・手錠問題を考える~」

本校は、中学校・高等学校において、キャリアデザイン力や課題研究・探究力、教科学力の育成を目的に校種・学年・クラスの枠をなくし、生徒個々に応じた土曜講座を開講しています。

今年度の法教育プログラムは、大阪弁護士会館・大阪高等裁判所における「模擬裁判」「裁判傍聴」を含めた全7回の講座で、被告人の入廷時における腰縄・手錠は「個人の尊厳」や「無罪推定の原則」に反するのではないかというテーマへの考察を行いました。

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本校の土曜講座・法教育プログラムは、大阪弁護士会の支援を受けており、今回の最終講座にも弁護士の方の来校を仰ぎ、生徒発表の講評や特別講座を行っていただきました。

弁護士の方からの「対立利益」のお話は、法律の範囲だけでなく、社会生活の中で必要な視点と感じました。以下、法教育プログラム受講生徒の感想を一部掲載いたします。

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Aさん:今まで法律や裁判にはあまり興味はなく、遠い存在だと思っていました。この土曜講座を通じて、司法が身近に感じられることができて良かったです。また、手錠腰縄問題を考察することや、発表の練習・経験をすることができて良かったです。

Bさん:これまで裁判は遠い存在だと思っており、手錠腰縄問題も何なのかわからない状態でした。弁護士の方の前で発表したことや普段できない裁判傍聴や模擬裁判ができ、このような問題が自分にとって身近な存在だと感じました。

Cさん:この講座を受けるまでは、法律や裁判と無縁の生活だった。受講者のみんなと模擬裁判を見に行ったり、多くの弁護士の方のお話を通じて、多角的に深く考える力が身についたと感じ、とても良い経験になったと思います。

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