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【中学3年生】卒業証書授与式

3月15日(火)、日差しが日々やわらかくなり、桜の蕾も色付き始め、命の躍動する春の訪れを感じる日に2021年度卒業証書授与式を実施しました。

今年度は新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、縮小での開催をしました。

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卒業生の言葉

「今こうしてこの場に立つせていただいて、僕たち一人ひとりの胸の中は、たくさんの思いであふれています。全員の思いをすべて僕が話すことはできません。それでも、できる限り僕たちの思いを先生方や保護者のみなさまに伝えたいと思います。

中学で過ごした三年間で、少しは自分で考え、行動することを学び、そうするように努めていました。でもまだまだ保護者の皆さまや先生方に教えられ、示された道を歩んできた日々であったと、今はそう感じています。僕たちが大人になっていく中で大切なことは、「自分の意志を持って、自分の考えで生きる」ことだと思います。僕たちだけでなく、大人の中でも、自分の考えをなかなか口に出せない人はたくさんいるはずです。

「こういうことがしたい」「こんなことはしたくない」

という思いはとても大切だからこそ、ほかの人に伝える力が僕たちには必要だと思います。

中学での三年間は、僕たちが自分で考え、自分の意思を持つために必要な経験をさせてくれました。今日からは、自分だけの大切な人生、それを他人に任せてしまうのではなく、自分で作り出していかなくてはならない。自分が渡る橋は自分で架けて、自分の足で歩んでいく。今日という日は、そんな覚悟と決意を胸に、最初の一歩を踏み出す記念日だと、僕は考えています。

これまで僕たちを導いてくださった先生方や保護者の皆さまにはとても感謝しています。でも今日からは僕たちの手を離し、ほんの少しだけ遠くから見守っていてください。僕たちが自分の足で歩き、自分の意思で道を切り拓き、自分の力で新しい橋を架けようと頑張る姿を、心の中で応援していてください。そして僕たちが本当に道に迷いそうなときには、その手をそっと差し伸べてください。

最後にこのような大変な時代なのに、こうして卒業を挙行してっくださった先生方、保護者の皆さまに、あらためて感謝を申し上げます。

本当にありがとうございました。」

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