研修旅行3日目。朝食の様子です。研修旅行中、生徒の動きもスムーズです。
本日は1泊お世話になった「ホテルメトロポリタン盛岡」を出発し、バスで3時間、青森県の六ケ所村まで進みます。
本日は3つの施設を見学します。まずは「環境科学技術研究所」です。こちらでは放射線が自然や人間にどのような影響を及ぼすかを研究する施設です。
自然への影響については、実際の自然では毎日刻一刻と状況が変化し、有用なデータをとることができないため、施設内にあるあらゆる環境を再現する部屋でデータをとっています。その施設を見学させてもらいました。
人体に与える影響の研究を、なぜモルモットで行っているかについても説明していただきました。倫理的な問題だけではない理由に、生徒達も考えるところがあったように思います。
「六ケ所村原燃PRセンター」では、使用済み核燃料の再処理の工程について説明していただきました。
3階の展望台からは雄大な森が広がる中で、近隣にある核燃料再処理施設や風力発電の風車なども見ることができました。
ちなみに本日は天候がものすごく不安定で、朝は快晴でしたが、バスで移動中にあられのような粒が降り、また晴れたと思ったら雨が降るといった状況でした。急な天候の変化に対応できず、建物間の移動で少し雨にぬれることもありました。
「ろっかぽっか」で昼食です。
「国際核融合エネルギー研究センター」では、核融合について話を聞かせていただきました。
日本だけではなく、フランスやスペインなどと協力して研究を行っているそうです。
研究を支えるスーパーコンピュータも見学させていただきました。
本日は2グループに分かれての見学でしたので、それぞのグループごとに集合写真を撮りました。
こちらは夕方5時ごろにはすっかり暗くなります。1日たくさん見学した後は、おまちかねの夕食です。
研修旅行も折り返しの3日目が終了。ここまで体調を崩したり大きなけがもなく、順調に進めることができています。明日はいよいよ本州から北海道へ移動し、午後からファームビジット体験です。残り2日間、目一杯楽しみましょう!