"Selamat pagi"(スラマッパギ:お早うございます)。朝5:30です。ホテル周辺を散歩してみました。どうやらホテル周辺は、花の卸売市場のようで、早朝から卸売業者の方と、商品を買い付けにきた小売業者の方が働いておられました。モスクが見えたので、行ってみました。男性が一人、祈りを捧げていました。花の卸売りと小売の方が、気安く話しかけてくれました。子ども・赤ちゃんも早起きです。ホテルにもどると女性スタッフの方も、笑顔で"Selamat pagi"と声をかけてくれました。
午前の部は、インドネシアに進出した企業の方から、国際・海外事情をお話頂くというプログラムです。スラバヤ市からバスで約1時間の工業団地に工場を置く「株式会社ヤハタ」(本社:八尾市)さんを訪問させて頂きました。現地工場責任者の方から、会社概要をお話し頂いた後、生徒らの質問を通じて「自社(日本)のやり方を丁寧に説明し続けること」「海外への視点」「コミュニケーションツールとしての英語」「努力」「人とのつながり」の大切さなど、ユーモアを交えてお話くださいました。
昼食です。こちらに来て、インドネシア・ジャワ料理を毎日食べているからか、味の特徴や自分の好みの味付けにするなど現地の食文化に慣れつつあることを実感しました。昼食後は、「シドアルジョの泥火山」を見学しました。この泥火山は、数年前のジャワ島地震の影響で、一帯が噴火、天然ガス油田・施設が崩壊・爆発を起こし、死者10数名をだす惨事となりました。それ以降も活火山活動・噴出物流出が続いているため、堤防を三重に築き、拡大を防いでいます。付近で、若干ですが異臭を感じました。
スラバヤ市内のホテルに戻り、明日の出国・帰国の荷物準備をし、早めの夕食です。毎食と同じように毎渋滞です。インドネシア最後の晩餐は、いつものジャワ・メニューに、貝の甘辛炒めが新登場でした。
19時より市民ホールにて、最後のプログラムが行われました。今回は、日本語を学ぶ高校生との交流です。開式後、アイスブレイキングを行い、「大阪の魅力」の発表です。インドネシアでは3回目となりますが、聞き手を見、落ち着いて、場の雰囲気を把握した英語発表ができたと思います。
「大阪の魅力」発表後は、折り紙を通じての交流です。楽しい時間は、あっという間に過ぎて、お別れの時間です。写真撮影やメールアドレスの交換が続き、名残惜しそうな雰囲気でした。インドネシア・東ジャワ州・スラバヤ市の皆さん、この出会いからぜひ、大阪で"Sampai bertemu lagi!!"(サンパイ ブルトゥム ラギ:また会いましょう!!)。
明日8月10日(土)の犠牲祭、8月17日(土)が独立記念日ということの週末だからでしょうか、市民ホール広場では踊りの練習、街中インドネシア国旗の掲揚やライトアップ、もともとのエネルギッシュな雰囲気と合い交わって、勢いを感じる夜でした。ルーティーンになってしまった夜のコンビニショッピングも今宵で終わりです。朝刊に、昨日の第16高等学校での運動会記事が掲載され、本校インターアクターのムカデ競争の様子とコメント記事がでていました。ホテル前広場では、ライブがありオーバーヒート状態でした。「祈り」と「エネルギー」、そして「Tidak apa-apa !!(ティダック アパアパ:問題ないさ!!)」のインドネシア・東ジャワ州研修も今日で終わりとなりました。
インターアクターの保護者の皆様、予定通り明朝6時にホテル出発となります。台風の影響で、香港国際空港で離発着の遅れが予想されます。本ホームページで詳細が分かり次第お伝えしますが、キャセイパシィフィック航空、関西国際空港のHPをご覧頂き、お迎えの調整をお願い致します。