高校1年生 堺 Well-being Project ③ 特別授業「データ情報から読み解く課題発見」(STEAMSⅠ)

10月17日と11月7日は、読売新聞社大阪本社 新聞のちから事務局 の講師の方に来校して頂き、「文字情報(新聞)から読み解く課題発見」の特別授業に取り組みました。環境問題(地球温暖化)について、少人数のグループに分かれて課題を見つけ、その課題を解決するための検討や提案をする課題解決型学習を行いました。

今回の11月14日(木)は、株式会社ブレインパッド(本社:東京都港区)のデータサイエンティスト(データ分析の専門家)の方に来校して頂き、「データ情報から読み解く課題発見」の特別授業に取り組みました。そこで、堺市のオープンデータを使って、災害用トイレの場所と数を調査できることを知りました。次に、あるべき姿を知ることと現状を知ることでのギャップ(課題)があるかどうかを見つけるための例として、『堺市内の災害用トイレの数は十分であるか』ということを取り扱いました。

災害時に堺市が想定している避難者数に対する必要トイレの数(あるべき姿)を知り、さらに、堺市が備蓄している災害用トイレの数(現状)から堺市の災害用トイレの数が十分であるか(ギャップ)を確認したところ、堺市では必要な災害用トイレを十分に備蓄していることがわかりました。しかし、堺に観光に来られたお客さんを含めた場合は、災害用トイレが不足する可能性があることがわかり、そのギャップの見つけ方を教えて頂きました。

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これらの特別学習で学んだことを、来週からの『堺 Well-being Project』では、堺市基本方針2025の5つの重点戦略のテーマの中からすぐに答えが見つからない課題を各グループで見つけ、科学技術を用いた解決方法を考えて、その解決策を提案・実践していく課題解決型学習に取り組んでいきます。