
2月21日(水)に本校28期卒業生の藤原さんをお招きし、教員研修がおこなわれました。
テーマは「教育現場で目に見えない障がいと向き合うために」ということで、吃音がある生徒への対応についてお話をいただきました。
藤原さんは、教員になることを目指してがんばっている一方で、「号令に時間がかかる教室」という教師を目指す吃音がある若者が夢に挑戦できる活動に参加し、その活動がメディアでも度々取り上げられています。
そんな藤原さんが活動に参加した自身の経験や吃音当事者の方が経験されたことのヒアリングなどを踏まえて、教育現場で吃音に対する理解を深めたいという思いで、本日母校で研修をおこなってくれました。
研修では吃音に関する基本的な知識を教えていただいたり、グループごとにケースワークをおこなったりして吃音に関する理解を深めました。
研修の最後に、今日伝えたいこととして「吃音当事者は先生を頼りにしているので、まずは吃音という存在を知ってほしい。そして、指導に役立ててほしい」と話していました。