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生命の尊さを考える「献血学習」

 

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1月20日(月)に「献血学習」を行いました。和歌山県赤十字血液センターの方にもご協力いただき、生徒たちが献血や血液の大切さについて深く考える時間となりました。

授業の中では、生徒たちが「いのちの尊さ」をテーマに、さまざまな視点から命について学びました。たとえば、自分がどんな最期を望むのかを考えてみたり、病気やけがで輸血が必要な人々のことに思いを馳せたり。生徒同士で意見を共有しながら、命に向き合う大切さを実感していました。

さらに、元 和歌山県臓器移植コーディネーターの仲井先生をお招きし、献血の必要性についての講義をしていただきました。先生からは、けがよりも病気で輸血を必要としている人が圧倒的に多いことや、ドナーから採取された血液がどのようにレシピエントに届くのかという仕組みについて詳しく教えていただきました。この話を通じて、生徒たちは命の尊さについてあらためて深く考える貴重な機会を得ました。

また、献血がどのようにして人の命を救うのかについても学びました。血液には赤血球や血小板などいくつかの成分があり、それぞれが異なる用途で使われること、そして血液には保存期限があること。こうした具体的な話に、生徒たちも驚きの声を上げながら熱心に耳を傾けていました。

最後には、「献血は愛の贈り物」というメッセージが伝えられました。この言葉は、ドナーが無償で提供する血液が、患者さんの命を救う「贈り物」であることを表しています。この話に触れた生徒たちは、それぞれが命の大切さや献血への思いを深めた様子でした。 参加した生徒からは、「命について考える貴重な機会だった」や、「将来、自分も献血をしてみたい」という声が聞かれました。

これからも、こうした活動を通じて、生徒たちが社会に貢献し、他者を思いやる心を育む取り組みを継続していきたいと思います。



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