
先週に引き続き、立命館コースの縦割り活動「立命館ミーティング」を実施しました。今回も1・2年生が参加し、討論テーマに基づいてグループごとにディスカッションを行い、意見をまとめました。
今回のテーマは 「レジ袋有料化」の是非。
前回の「女性専用車両」よりもさらに身近なテーマであり、事前に調査する時間があったこと、また2回目のディスカッションであることから、前回以上に活発な議論が展開されました。
「レジ袋の有料化が、本当に環境保護につながるのか?」
「エコバッグの普及によって、万引きが増えるリスクは?」
「レジ袋の使用量は有料化によって約50%減少したというデータがある」
「世界では約60か国がレジ袋の有料化や禁止措置を導入している」
-「レジ袋を完全に禁止している国が90か国を超えているというのを見た」
「バイオマス原料のレジ袋なら環境への影響は少ないのでは?」
-「しかし、バイオマス原料のレジ袋は製造コストが高く、普及が難しいのでは?」
このように多角的な視点から意見が飛び交い、白熱した議論が行われました。
今回の議論では、前回よりも客観的なデータや事例が意見の根拠として取り入れられていた点が大きな成長ポイントでした。ただし、統計の出典や年次までしっかり確認することの重要性にも気づく機会となりました。
今後もこうした討論を通じて、論理的思考力や多角的な視点を養い、より深い学びへとつなげてほしいと思います。